[’18/5/24] パドクター
毎月、街の情報誌 「ぱど」 に健康情報
「ワクワク楽しい予防歯科ってなあに?」を
連載しています。
2017年の10月から当院の副院長 入江先生と、小児歯科担当医の森山先生が
交代で、連載していくことになりました。
皆さん、よろしくお願いいたします。
今回は、入江先生です。
タイトルは、「歯に及ぼす影響」 です。
ワクワク楽しい予防歯科ってなあに vol.154 今回からまた担当します、入江です。 ひょっとしたら、詰め物の境目から虫歯になって、とれたのかもしれません。 あるいは虫歯ではないのに、とれたのかもしれません。 残念ながら僕らが行なった治療は、永久に持つことはありません。 ここで一つ、疑問があります。 実は、そうではないことが多いです。
歯は毎日の食事で、たくさんの力がかかります。 食いしばりや、歯ぎしりはもっと強い力がかかります。 想像すると、かなり過酷な環境であることがわかると思います。 意外と、短いですよね。 では、どうして治療部位が取れてしまったのでしょうか。 みなさん歯が悪くなるというと、だいたい虫歯か歯周病を想像すると思います。 早い段階で詰め物がとれれば、再治療は容易なことが多いです。 特に神経を取っている歯は、痛みを感じないので虫歯になっても気がつかない こういった状態を早く発見するためには、定期的なメインテナンスが必要です。 また歯ぎしりによる力の影響の予防としては、マウスピースが有効です。
歯ぎしりを自覚している方は滅多にいません。 さて、今回は力が詰め物に及ぼす影響でした。 次回は、力が歯に及ぼす影響についてです。 |
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