毎月、街の情報誌 「ぱど」 に健康情報
「ワクワク楽しい予防歯科ってなあに?」を、連載しています。
タイトルは前回に引き続き、 「思いを形にする」 です。
「思いを形にする」⑭キャッチフレーズ。
ロゴマークにはさりげない、しかし端的に私たちの思いを表した言葉、
つまり、キャッチフレーズが必要です。
医院を改革するに当たり、まずは私たちが目指す、理想の歯科医院を明確にしました。
「3つの理想の歯科医院」とは、
感謝の言葉があふれる、歯科医院
感動を与え続ける、歯科医院
ワクワク楽しい、歯科医院
約9年前の2月初旬、午前の診療が終わった後のお昼休み。
私はメンバー全員を集め、私たちの理想の歯科医院像を熱く語りました。
2~3年後の、私たちの医院のあるべき姿を。そう、夢を語ったのです。
その直後のメンバーの反応は・・・。
「早く、夢から覚めて下さい」
「変な勉強会ばかり、行かないで下さい」
「もっと、足元を見つめて下さい」
「これ以上忙しくなるなんて、耐えられません」
誰一人として、賛同してくれるメンバーはいませんでした。
現実の厳しさに直面しました。やはり夢は儚いものか、と思いました。
そして実際、メンバーの半数が退職。また、誰もいなくなるかも。
過去の思い出したくない経過が、甦りました。
しかし、今回私はひるみませんでした。
残ってくれたメンバーと共に、夢を実現する。
この人たちのためにも、必ず形にすると強く誓いました。
そして、ワクワク楽しい歯科医院への思いを、ホームページや小冊子に書き続けました。
その結果、共感して頂いた新たなメンバーに出会えたのです。
「こんな医院なら、是非働きたい」「こんな医院を、探していました」
というメンバーに出会うことが、出来ました。
退職したメンバーがいたから、新たなメンバーを採用することが出来たのです。
今思えば、残って頂いたメンバーに感謝、去っていったメンバーにも感謝。
あの時分かりやすいキャッチコピー、心に響くキャッチコピー、
一度聞くと忘れられないキャッチコピーを作ったからこそ、思いを形にすることが出来ました。
「3つの理想の歯科医院」については、
ことあることに、いまでもメンバーの前でお話しています。
辛い過去があるからこそ、強い思いが生まれました。
そして強い思いがあるからこそ、迷うことがなくなりました。
いつの日か、メンバーと共に実現したいと思っています。
ワクワク楽しい歯科医院には、思いがいっぱいつまっています。
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<寄田幸司>