問診
こんにちは、ヨリタ歯科の赤松です。
先日、歯周病治療のセミナーに参加してきました。
今回のセミナーで印象的であったお話が、患者さんの歯周病へのリスクを把握すること、そのリスクに応じた治療計画を立てることが大切という話でした。
そして、そのリスクを把握するために必要なことは、患者さんに十分問診し、今までにどのような歯周病治療をうけてきたかを聞くことです。
ここで、皆さんに一つ質問です。定期的に歯周病治療を受けてこられた患者さんと、全く歯医者さんに通われていなかった患者さん、同じ量の歯石が付いていたら、どちらの患者さんがより歯周病のリスクが高いと思いますか?
答えは、実は定期的に歯周病治療を受けてこられた患者さんなのです!なぜかと言いますと、定期的に歯周病治療を受けているのに、歯石が付いているということは、歯石がかなり付きやすい、つまり歯周病のリスクが高いということになるのです。
皆さんに、治療前にお伺いさせていただいていることには、意味があるのです。
これからも皆さんとたくさんのことをお話しできたらと思います、よろしくお願いします。