アレルギー
桜のつぼみも日増しに大きくなり、暖かい日も多くなってきましたね。
暖かいことはとても過ごしやすくていいのですが、
気温の上昇とともに花粉も多くまう季節ですね。
花粉症にお悩みの方も多いのではないでしょうか?
幸い僕はまだ花粉症ではないのですが、患者様やスタッフの方でも
この時期はつらいとおっしゃる方が多いと感じます。
さてみなさん、花粉症がアレルギーってご存知でしょうか。
アレルギーとは体の免疫反応が過敏に生じてしまうこと。
通常であれば無害なものも、人体が敵とみなして免疫攻撃をしてしまう。
その結果として、鼻水が出たり、かゆくなったりしてしまうのです。
アレルギーはいくつかのタイプに分類され、花粉症はⅠ型アレルギーに分類されます。
この手のアレルギーは、アレルゲン(アレルギーの元)に触れるとたちまち症状が出てきます。
たとえば、この時期に扉をあけて花粉を吸ってしまった瞬間たちまちに鼻炎が生じるといったように
反応が非常に素早いです。
実は歯科の世界でもアレルギーが問題となることがあります。
その代表となるものが金属アレルギー。
通常の保険診療の歯科治療では多くの金属材料を使います。
銀、パラジウム、クロム、コバルトなどなど多くの金属があります。
これらの金属がお口の中に入ってしまうと
アレルギー症状が出てくる事があります。
しかし金属アレルギーは花粉症と違ってすぐに症状は出てきません。
しばらくしてから出てくるので遅延型のアレルギーと呼ばれています。
昔金属のピアスなどを入れてかぶれた経験がある方は要注意かもしれません。
海外の歯科治療ではメタルを使わない治療が一般的になっています。
日本は国の制度上、お口の中にメタルが入っている方が多いですが
アレルギー意外の観点からみてもあまりメタルに利点はありません。(このあたりはまた今度書きます)
みなさまもメタルフリーの治療、もしご興味ありましたら、お声をおかけください。