神経がないのに歯が痛む?
お昼はTシャツで過ごせるぐらいの季節になりましたね。
梅雨入り前のこのぐらいの時期は一年で一番過ごしやすい気がしますね。
お昼に外を歩くだけで、なんとな?く幸せな気持ちになります!
どうもヨリタ歯科クリニックの入江です。
先日患者様から
「どうして歯の神経を抜いているのに歯が痛むのですか?」
と聞かれました。
実際のとろこ、神経を抜いた歯に痛みなどのトラブルが生じる事はよくあります。
神経をとった歯は正常のもの以上にトラブルが多いです。
ではどうして痛みが出るのでしょうか?
歯の神経が残っていて痛むのでしょうか?
いえいえ、多くの場合はそうではありません。
歯の周りには数多くの組織があります。
これを歯周組織といいます。具体的には歯根膜、歯槽骨、歯肉、セメント質があります。
神経をとった歯の中、あるいは周囲にばい菌がすみつくと
この歯周組織に対して悪さをします。
その結果そこに痛みが生じて、歯が噛んだら痛いなどの症状が出てきます。
神経をとれば、冷たい物はしみなくなるのですが
上に書いたように、噛んだら痛い、暖かいものでうずく、ジンジン痛い
といった症状がでることがよくあります。
なのでみなさん、神経をとったからと言って油断大敵です。
神経とった歯こそ、みなさんケアを大事にしてください。?