Dr.ブログ

噛み続ける癖?-TCH-

こんにちは。竹丸です(^-^)

takemaru

8月も終わりですね。今年の夏、どう過ごされました?

?さて、今回のテーマは『TCH』。

以前このドクターブログでも紹介されているのでご存知の方もいらっしゃることと思います。

?『TCH』とは、 “歯列接触癖” つまり 噛み続ける癖 のこと。

有病率は 日本人の4人に1人 といわれています。

かく言う私もその一人。

通常は1日のうち上下の歯が接触する時間は平均計17分程度、
会話や飲食時などに限られるのに対し、
TCHをもつ人は無意識に長時間にわたり上下の歯を接触させています。

強いかみしめや食いしばり(クレンチング)でなくとも、
弱い上下の歯の接触は気付かずに長時間続けていることが多くあり、?
続けると様々な問題が起きます。

・咬耗(歯がすり減っている。削れている。)
・舌の側面に歯が当たってギザギザした跡がついている?
…などの人はTCHの可能性があるので要注意!

少しでも歯と歯が接触すると筋肉は緊張し、血管は収縮して血流量は低下します。
長時間にわたると筋肉は疲労します。

そして

・肩こり 
・頭痛、耳鳴り
・あごの痛みや疲れ、違和感(顎関節症) 
・歯や舌の痛み
・歯がしみる(知覚過敏) 
・歯周病の悪化
・歯が削れる(咬耗)
・歯がわれる(破折)

など、多くの症状を引き起こします。

これらの症状があっても必ずしもTCHとは限りませんが、
もし原因不明の症状に悩まされているのなら、
一度歯科医院で診査、診断を受けることをおすすめします。

竹丸 真以

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