こんにちは。
森山知子です。

今日は私が担当した、76歳の可愛い患者様のお話をしたいと思います。

その患者様は、新しく入れ歯を作ることになり、今は型どりなどを行なっています。

残っている自分の歯は、私たちの医院でのメインテナンスとご自身のお手入れのおかげで、
とてもしっかりされています。

古い入れ歯を永く使うより、今の歯ぐきの状態に合わせて、入れ歯を裏打ちしたり作り替えたりすることは、残っている歯を守る意味でもとても重要です。

この患者様は、お口に対する意識がとても高いので、よくご理解されていて、こうして新しい入れ歯を
作っています。

やはり、しっかり噛める歯があり、ケアが行き届いていると、お口元がとてもキレイで、若々しく見えます。

ある日、患者様が診療の合間にこうおっしゃいました。

「私ね、嵐のファンなのよ。」

その無邪気さに私は驚き、

「嵐の誰が好きなんですか??」　とお聞きすると

「松本潤くん！ハナダン見てから大好きになって」

ハナダン?!

次々驚きの言葉が出てきます。

ハナダンとは、松本潤が、主人公の相手役を演じた、少女マンガが原作のドラマ「花より男子」のことです。

そこから、松潤への愛を嬉しそうに話してくれる患者様がイキイキとしながら、

「こんなおばあちゃんだけど、キレイでいたいと思うのよ。そのためには歯が大事でしょ。」

歯に対する意識が高くなったのは、いつまでもキレイでいたいという、女心からだったんですね。

この可愛い患者様のお口の健康を保ち、若々しさにつながるよう、私達も頑張りたいと