【小児の歯科事情】 〜今どきの子どものお口の中ってどうなってるの?〜
こんにちは、ヨリタ歯科クリニック 歯科医師の八塚です。
今日は「小児の歯科事情」について、お話ししたいと思います。
昔と比べて、今の子どもたちのお口の中は少しずつ変わってきています。
虫歯が減っている一方で、別のトラブルも目立つようになってきました。
今回は、保護者の皆さんにも知っておいてほしい、
現代の子どもたちの歯科事情について簡単にご紹介します。
①虫歯は減ったけど…油断は禁物!
フッ素の普及や保護者の意識向上により、近年では子どもの虫歯は減少傾向にあります。
ですが、「全く虫歯がない子」はまだまだ一部。
ジュースやおやつの習慣、仕上げ磨きが不十分なことなどが原因で、
奥歯に目立たない虫歯ができているケースも多いです。
②噛み合わせや歯並びの相談が増加中!
最近とくに増えているのが、「歯並び」や「顎の発達」に関する相談です。
やわらかい食事が中心になったり、口呼吸のクセがあったりすることで、
顎の発育が不十分になり、歯がきれいに並ぶスペースが足りなくなることが
あるんです。
早めに気づいてあげれば、成長を利用した小児矯正などで改善できるケースも多いので、
定期的なチェックが大切です。
③親子で取り組むお口育てがカギ!
小児の歯科診療では、治療だけでなく“予防”や“育てる”ことがとても重要です。
例えば…
• 毎日の仕上げ磨き
• 3〜4ヶ月ごとの定期検診
• 食べる力を育てる食事習慣
といった日々の積み重ねが、お子さんの健康なお口の土台を作ります。
最後に…
歯医者さんは「歯が痛くなってから行く場所」ではなく、「健康を守るために通う場所」。
お子さんが小さなうちから、歯科に慣れておくこともとても大切です。
怖がらずに通えるよう、私たち歯科医師・スタッフも全力でサポートしていきます。
お悩みのある親御さんは、是非当院までご相談下さいね。