入れ歯の勉強会
こんにちは、歯科医師の高橋です。
最近、またコロナが流行りだしているようですが、みなさんは
いかがお過ごしでしょうか?
私は、とてつもなく元気です!
先週日曜日に、入れ歯の勉強会に参加させていただきました。
勉強会の講師の先生は、テレビにも出演したことのある、村岡秀明先生でした。
村岡先生ですが、すごい先生なんです。
なにがすごいかというと、入れ歯の研究をされていたのですが、
患者様の気持ちを理解するには、自分も入れ歯にしないといけないと考え、
虫歯もなく痛みもない健康な歯を14本も抜歯して、総入れ歯にしてしまったのです!
私は村岡先生の探究心と、入れ歯に対する情熱にとても感動しました。
私には、そこまで自分の歯を抜く勇気はないですが、患者様の気持ちに
寄り添って考えることを第一に診療していこうと改めて感じました。
現代の歯科はデジタル化が発展しており、今回の勉強会でも、入れ歯を
デジタルスキャナーで写真を撮影し、3Dプリンターで印刷する、
型取りをせずに、コピー入れ歯ができるといった技術も実際に見させて
いただきました。
完璧なコピーができるので、無くしてしまった際に不安なので、
もう1つ予備をもっておきたいということにも対応可能です。
また、今ある入れ歯のデジタルデータを保存しておけば、
今後同じ入れ歯がいつでも作れるようになります。
これからも、さらにデジタル歯科分野は発展していくと思います。
わたしも、時代の流れに負けないように、勉強を欠かさずに
していこうと思います。