インプラントの仕組みについて
こんにちは、歯科医師の田中です。
ちまたでも話題となっている“インプラント”、大阪の歯科医院でも
多く取り入れられています。
とはいえ、必ずしも正しい理解が進んでいるわけではなく、
場合によっては、差し歯と同じだと間違われることがあります。
ここでは、差し歯との相違点や、インプラントの仕組みについて
詳しくご紹介します。
差し歯は歯根(歯の根っこ)が残っている場合に歯髄(神経)を除去し、
そこに被せ物をする治療です。
専門的には、ポストクラウンと呼ばれています。
歯根が残っている場合にしか差し歯を装着することはできず、
歯を全て失った人には施術を行うことができません。
また、被せ物が抜けやすい、差し込んだ部位が比較的折れやすいなどの
留意点があります。
一方、インプラントはチタン製、もしくはチタン合金製の歯根を埋め込み、
そこにセラミック製の人工歯を装着する治療です。
差し歯と比較するとトラブルが少なく、持続性が高い点が特徴です。
最先端治療となるため保険は適応されませんが、メンテナンスを欠かさなけれ
ば30年は利用できるといわれています。
差し歯やインプラントをお考えの方、お悩みの方は
一度歯科医院までご相談下さいね。