三寒四温、暖かくなったと思ったらまた寒くなったり
春は気温の変化が大きいですね！
体調を崩さないように、みなさんご自愛ください。

みなさん、歯が一度痛くなった、あるいは腫れたりして
歯医者に行かなきゃと思っているうちに、痛みや腫れがひいたという経験ありませんでしょうか？

じつは歯科治療、特に歯周病や歯の根っこの病気は体の免疫力もかなり大事になってきます。
つまり、歯周病を起こすばい菌と、体の免疫力、この二つのバランス関係で
症状が出たり出なかったりします。

なので、ばい菌の攻撃力は同じでも、体調が悪い、あるいは過度のストレスなどで
体の免疫力が落ちてしまうと、違和感が出たり、痛みが出たりします。
そのまましばらくして体調が戻ると、また痛みがなくなります。
そして治ったと勘違いしてしまう方、実はかなり多くいます。

はたして本当に治ったのでしょうか？
もとのばい菌はいなくなったのでしょうか？
実はそうではありません。
残念ながら治ったように思えて、ばい菌はまだいるままです。
原因を解決しているわけではないので、症状がなくなっただけで病気はまだあります。
しかも、その後音もなく症状が進行して行く場合もあります。

もしご自身の歯が、少しでもおかしいと思った時は早い目の受診をおすすめします。
早期発見は歯が保存できる可能性が大きくあがるだけでなく
トータルでみた歯科治療にかかる回数も少なくすることができます。

ちなみに三寒四温、日本では春の移動性高気圧などによる気温変化で用いることが多いですが
本当は冬期の気温のことをさすそうで、本当の三寒四温では日本ではめったにみられることがないそうです。
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