Dr.ブログ

歯の喪失と認知症

こんにちは、兵頭久司です!

梅雨の中休みか晴れが続いていますね!
みなさんは、どうお過ごしでしょうか?

さて、私はヨリタ歯科に入社以来、訪問診療に行かせていただいていますが、
程度の差はあれど、認知症の方が多い印象です。

先月、東北大学のグループが「歯の喪失と抑うつとの関連メカニズム」についての
論文を発表しました。

これによれば、歯が20本以上の人に比べ、19本以下の人では抑うつ発症リスクが3割高く、
歯の喪失、口腔機能低下がみられた高齢者で主観的認知機能低下のリスクが約3-9%高い

とのことでした。

難しい言葉を並べましたが、要は、お口の健康を維持することで抑うつ症状、
認知症発症リスクを低減するできる
ということです!

そのためにも、今から日々のセルフケア、定期検診、高齢で来院困難な方には
訪問での口腔ケアが大切
になってきます。

お口の中から健康を維持していけるよう一緒に頑張りましょう!

関連記事

赤ちゃんの『原始反射』とは?

笑気麻酔について

【小児の歯科事情】 〜今どきの子どものお口の中ってどうなってるの?〜

新着記事

マウスピース小児矯正 症例その②

口腔機能低下症

[’25/8/27] 新人研修 読書感想文④

Concept