歯肉退縮
皆様こんにちは、歯科医師の金子 絢です。
今日は歯肉退縮について、お話ししようと思います。
前歯や小臼歯(前から4、5番目の歯)などで、よく見られる歯肉退縮。
一本だけ歯肉が下がっている場合や、連続して多数歯で歯肉が下がっている場合があります。
歯肉退縮はもともと存在する状況(素因)に、誘因が加わることで起こります。
素因には、
⑴歯肉が薄い
⑵歯を支える骨が薄い
⑶粘膜の形態
等があり
誘因としては、
⑴磨き残しによる影響
⑵不適切なブラッシング
等が考えられます。
つまり、もともとの歯肉や骨の形態が悪かった場合でも、歯磨きの方法や
習慣化によって、歯肉退縮の進行を食い止められるということです。
もし何かわからないことがあれば、お聞きください。