こどもの歯科健診
こんにちは、金子絢です。
先週の梅雨から一転、いいお天気で気持ちの良い日が続いていますね。
今週は幼稚園の歯科検診に、伺わせていただく機会がありました。
幼稚園、小学校でも検診が終わり、むし歯を指摘されたりお母様方ご家族様にとっては
ヒヤヒヤする時期でもあるかもしれません。
乳歯のむし歯は近年減少傾向にあるものの、二歳児から三歳児で、急激に増加し
五歳頃まで増加傾向にある、とされています。
むし歯罹患率の全国平均は、平成23年度の調べにはなりますが二歳児で7.5%、
三歳児で25.0%、五歳児で50.0%と増加するそうです。
また、前歯のむし歯は減少しており、奥歯にむし歯ができやすい傾向にあります。
乳歯は永久歯と比べて有機質が多く、歯質の反応性が高いとされており形状や位置、
隙間が多い歯並びなどから、むし歯になりやすいとされています。
歯は萌出後間もない時期にむし歯を発症することが多いため、何よりもまず歯磨きを
しっかりしてあげる事が大切です。
前歯の歯茎との境目や奥歯のベロ側など、磨き残しやすい場所に注意してむし歯を予防し、
健康なお口を育ててあげましょうね!