歯の問題、骨の問題
今朝はとてもあったかくて布団から出やすかったですね。
僕の喉の調子もだいぶよくなってきました、どうも入江です。
昨日夜、5D-KSG(僕の所属している勉強会)に参加してきました。
勉強会の内容は、大阪市内で開業されている大谷先生のお話で
治療をする前に、顎関節をまず始めに診ましょうという話しの内容でした。
歯を一本失った部位に入れ歯をいれたり、インプラントをすることは簡単なことかもしれません。
しかし、一本の歯がなくなった原因は何でしょうか?
本当にそこの一本を処置しただけで、今後は問題がおきることはないでしょうか?
そういったことを考える上で、まずはじめに重要になってくるのが顎関節のポジションです。
顎の位置と歯の位置この関係が重要になります。
顎の関節は人間の上の顎と下の顎をつないでいる重要な部分です。
家でたとえると、上顎は屋根、下顎は床、その間を支える柱が歯になります。
上の屋根と下の屋根、つまり上顎と下顎が適正な位置にあれば
間の柱をしっかりと直せば、地震にも耐える事ができる家になります。
つまり治療した歯が長持ちします。
しかし、屋根と床の位置が大きくずれているのに
そこにいくらしっかりとした柱を作ったとしても、バランスが悪い事にはかわりありません。
つまりちょっとした地震でも、家は崩壊してしまう可能性があります。
つまりいくら歯を治しても、またかけたり壊れたりしてしまうということです。
一本の歯が悪くなった、そこだけ治せばいいか
ではなく、何でそこがおかしくなったか
しっかりと診断をして、適切に治療を行うことが大事と勉強になりました。