虫歯のワクチン?!
こんにちは、藤井です。
中国の大学で虫歯のワクチンとなり得るものが研究されているみたいです。
それは、KFD2-rPAcという融合タンパク質で、大腸菌由来のKFと、口腔内にいる虫歯の原因菌であるストレプトコッカス・ミュータンス由来のrPAcから構成される融合タンパク質だそうです。このタンパク質は、膜表面のrPAcに対する免疫反応を高め、虫歯から効果的に保護し予防する効果が期待されています。
ワクチンと言えば、通常はインフルエンザなどに対して使われ、ウイルスに感染した時に強い免疫反応を惹起させて症状の緩和を図るものです。これが、上記のタンパク質により、虫歯菌に対して効果的な免疫反応を起こすことができれば、最終的には虫歯を撲滅させることができるかもしれないですね。
しかし、虫歯の原因菌は上述のミュータンス菌だけではありません。
新しく出てくる技術に頼らなくても健康な歯でいられるのが一番良いので、日頃の生活習慣を大切にしていきましょう!