お餅に注意
こんばんは!
今年も残すところあと数時間となりましたね!
さて、お正月と言えば、、、
やっぱり「お餅」!!!
お餅を食べると正月が来たなあと私は感じます。
ただ、注意が必要です。
お餅を喉に詰まらせて救急搬送される方は、毎年全国で100名以上、残念ながら亡くなられる方が10名以上いるようで、その多くが80歳以上の高齢者の方々です。
小さく切って食べるのが一番良いのですが、それでも万一喉に詰まらせてしまった場合の対処法をお教えします。
■あわてずに、まずは119番で救急車を呼ぶ。
あわてず冷静に119番することが大切です。119番には、落ち着いて住所と氏名を告げ、状況を簡単に説明します。
■直接取り出す方法
119番をすれば、救急車は5分ほどで到着するはずですが、待っている間に、意識があればできるだけの方法を試してみましょう。口の中に指を入れ、詰まったお餅を直接取り出す方法があります。ただ、あわてると逆にお餅を喉の奥に押し込んでしまうことがあるので、無理をしないようにしましょう。
■背部叩打法(はいぶこうだほう)
やや後方から片手で傷病者の胸もしくは下あごを支えて、うつむかせます。もう片方の手のひらの付け根で、肩甲骨と肩甲骨の間を強く4~5回、迅速に叩きます。異物が取れるか、反応がなくなるまで続けます。
○東京消防庁の参考ページ
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/camp/2013/201312/camp2.html#004
■ハイムリック法
背中を手のひらで数回叩き、お腹を背中から抱え上げ、拳をみぞおちに突き上げるように当てる「ハイムリック法」という対処法があります。消費者庁のホームページをはじめとして、ネットにはその方法についてのイラストが掲載されています。
それでは、皆様良いお年を!!!
森山 善行