[’08/2/24] 日曜日出勤
今日2月24日は、日曜日。一般診療はもちろん、お休み。
しかし、今日は、矯正診療日。
そのため、チームスマイルのメンバーは出勤しています。
そして私の次男も約3年前より矯正患者として、月1度通っています。
めずらしく家にいた私は、次男のお供をすることに。
夕方、4時のアポイントに間に合うよう、診療室を訪れました。
そして診療している間、院長室で仕事をしようと、
矯正では使用しないウエルカムサロン(3階 診療室)に、
足を踏み入れました。
歯を削る時に出る焦げた匂いが診療室中に広がっていました。
すると今度は、タービン(ドリル)の
甲高い音が、4番個室から響き渡ってきました。
矯正では歯を削ることはありません。
そこには何と、昨年10月入社の吉田賢滋先生の姿が。
抜去歯牙による、根管実習(根っこの治療)を行っていたのです。
聞くと、10時から来ているとのこと。
さすがの私もビックリ。
技術向上のため、休日返上で医院に来ていたのです。
先日のコラムにも書きましたが、出来る人程、
並々ならぬ努力をしている。
そしてその努力を、ひけらかさない。
歯科医師は職人。
技術レベルを上げるのは、当たり前。
卒後間もない伸び盛りの今、
人の知らない所でどれ程努力するか、集中して技術を修得するかが、
長い歯科医師人生の中でも、将来に大きく影響を及ぼすと思っています。
久しぶりに、しびれました。
彼は3年後、父の後を継いで、笑顔の絶えないスタバ(スターバックスコーヒー)のような
歯科医院を作ると、日頃熱く語っています。
その熱き思いが、今日の行動を引き起こしたのでしょう。
自分の腕を磨くため、
休日返上で練習をする、
ある意味それは、職人だから当たり前かもしれません。
しかし、嫌な顔せず、黙々とやり続けることは
並大抵の気持ちでは続きません。
自分に厳しく、志を高く持ち、そして、楽しくやり続ける吉田君の成長、楽しみです。
<人が輝く組織を作る 寄田 幸司>