院長ブログ

[’08/10/22] セミナー参加

今日は、東京でセミナーに参加しました。
いつもお世話になっています、
(株)ブロックスさん主催
第8回
日本を元気にするセミナーです。

タイトルは、「社員の幸福を追求する経営 ~リーダーのあり方、人づくりの要締~」。
副題が、<着実な成長で注目を集める伊那食品工業に学ぶ>。
場所は、
品川コクヨホーム
参加者は、
250名

ということで、セミナー案内から。

社員が力を合わせ働き、幸福感を感じて働く企業。
地域の人々が「いい会社だね」と応援し、お客様が信頼を寄せる企業。

成果主義、業績至上主義の経営に警告が鳴らされる今日、
不況に左右されることなく着実な成長を続ける長野県の寒天メーカー
「伊那食品工業」の経営に注目が集まっています。

第8回の「日本を元気にするセミナー」は、
伊那食品工業の塚越寛会長と社員の皆様をお招きし、
社員の幸福を追求し続ける同社の経営の真髄を学びます。

会場には塚越会長の他、ザ・リッツ・カールトン日本支社 高野登さん、
「DOIT!」91号、92号で紹介されました、川越胃腸病院院長 
望月智行先生
(最近、著書「いのち輝くホスピタリティ」が出版されました)
もお見えになられました。


ということで、今回も多くの学びがありました。
塚越会長が、はっきり明言していた言葉。
それは、「
経営とは社員を幸福にすること」。

言うのは簡単、しかし、本気で実行するのは困難を極めます。
その結果が、社員の行動に現れます。
言葉の重みを、感じました。

例えば、セミナー紹介パンフレットから

伊那食品工業では、始業の30分前には社員が出勤して、
会社の敷地や周辺の環境整備を行う。

大雪の翌日、休日であるにもかかわらず、社員が会社に来て
雪かきをするということもあたり前の風景になっているという。
お互いを助け合うことや自ら進んで誰かの役に立つ行動をすることは
伊那食品工業の社員の体に染み付いていた特質のようだ。

また社員は、スーパーなどの駐車場に車を止めるとき、
店から一番離れたところへ車を止めるという。
自分が少し譲れば、荷物の多い人や体の不自由な人が喜ぶ。
そんな気配りを大切にする。

また、社員が通勤時間帯に会社に入るときなども、
道路が渋滞しないようにと右折による進入をやめ、
遠回りになっても左折で進入するようにしている。

何かに強制されて働くのは楽しくない。
楽しく働けないなら、幸せになれるはずがないし、幸せを感じていない人が
他社を思いやったり、地域や社会に貢献しようと思うはずがない。

「幸せを感じている人は働くことを惜しみません。
モラール(志気・やる気)の高い人は、モラル(公徳心)も高くなります。」

企業の目的は社員を幸せにすること。
それが社会貢献活動であり、企業の存在価値だと塚越さんは考える。
そして今、その信念が着実に花を咲かせている。

などなど、あり得ないことが起こります。
しかし、これは私たちは、ビックリすることばかりですが、当人にとっては当たり前のこと。
こんな
天国の会社奇跡が起こる会社を作りたいと心から思いました。

伊那食品は、創業50年を迎えました。
私たちは、まだまだ17年。
これから、
30年余り
伝説となるとなるような、医院作りに取り組んでいきたいと思います。

 <別れは再会の合い言葉  寄田幸司>

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