院長ブログ

[’09/2/2] 仕事観

今日は今年初めて、岩渕セミナーの日。 この日も各メンバー個別面接をし、医院を見て頂き、 問題点や改善点を、指摘して頂きました。
そしていつものように、お昼はスタッフ向けセミナー。 夜はドクター向けセミナーを、開催しました。

スタッフ向けには、“ヨリタ歯科らしさ”を再確認すること。 さらに、仕事観を共有すること。 すなわち、自分と患者様と医院にとって良いことを実行するという視点を、全員が持つこと。
それを、分かりやすい例えで話してくれました。
またドクターやセミナーでは、楽しい実習もやりました。 それは、通称『ヘリウムリング』。 軽量リング(今回はプラスチック製フラフープ)を、 参加者全員(約10名)両手の指先で支え、離すことなく一番下まで下げる。 ただ、それだけ。
しかし、これが実は難しい。 その理由は、フラフープが軽くほとんど重みを感じないため。 リングに触れ、重みを感じてしまうと上に上がってしまう、または傾いてしまう。 もちろん油断すれば、離れてしまう。
数人なら簡単。 しかし20本の指では、本当にうまくいかないのです。
このゲームからの学び。 誰かがリーダーシップを取り、リングのどの位置を下げるのか、適切に指示を出す。 最後まで集中力を持ち続けるため、励まし続ける。 気合いを入れ続ける。 目的を達した時は、大げさではなく充実感で満ち溢れていました。
これは組織でも同じ。 同じ目標のため、メンバー全員で力を合わせ取り組む。
しかし人数が増えると、ほんの些細なことでもチームワークが乱れる。 思うようにいかない。 一人一人が、バラバラに動き出す。 目的意識がうすれてくる。
そんな時互いに励まし合って、声をかけ合う。 誰に指示されるのではなく、適切な指示を出し、それに合わせ皆で協力する。 そのプロセスを、このゲームから学ぶことが出来ました。

参加者の感想(学び)
・ 目の前のことだけをやるのではなく、人を教える、育てる、全体と見ることが大切 ・ 人に興味を持つことの大切さ ・ 一人一人が目標を持ち、さらに共通の目標を持つことの大切さ ・ 周囲の人にいつも興味を持つ、声をかける    ・・・など 

リングをただ下に降ろすという作業を、全員でするだけでも大変。 日々の仕事の中で、共通の仕事観を持ち、 共に力を合わせ、一つのものを成し遂げることが、どんなに困難か。 しかし、やりがいのあることかを、大いに学びました
いつも多くの気付きと学びがある、岩渕セミナー。 これからも、定期的に続けていきます。 

<共通する仕事感を持つ 寄田幸司>  

 

 

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