院長ブログ

[’09/5/28] 勉強会その② Wish

昨日、上本町ヒルズでは衛生士勉強会Wishが開催されました。
参加者はパートナー医院の衛生士25名
今日から、今年入職した新人衛生士6名も参加。
今後の成長が、大いに楽しみです。

ということで、この日1日のタイムスケジュールはこんな感じ。

10:00~10:15   挨拶・自己紹介」
              司会者挨拶 ( 寺田 )
               上間先生、丸尾先生の挨拶
              自己紹介(4月からの新メンバー6名)

10:15~10:40   プレゼン( 寺田 ) 
症例「長期展望を見越した初期治療」を通して患者様とのコミュニケーションを考える

10:40~10:50   各医院の現状を探る( 大北 ) 
              患者のリスクファクター “ヨリタ歯科グループの現状は?”
              「リスクファクターに関するアンケート集計」の結果発表

11:55~11:10    丸尾先生 講義 
               リスクファクターを考える

11:10~11:40    リスクファクターについて各医院の発表 
               ヨリタ歯科・・喫煙について
               ゆめはんな合同・・糖尿病について
               ヒルズ・・唾液について

11:40~12:10    ディスカッション 

12:15~12:30   上間先生 講義 
              各医院の発表・ディスカッションに対する補足説明

14:15~17:00   実習 
        ・プロービングと精密検査の相互実習(上間先生のデモは全員で見学します)
        ・シャープニングチェック(連絡している方のみ)→ミニテストがあります。

内容は、盛りだくさん
午前は、講義中心
午後からは、実習

新人衛生士さんは、1列に並んで、シャープニングとテイスティング
皆、真剣そのもの。


冒頭の、上間先生のお言葉

「知識やスキルは、大事
しかし、最も大切なのは、気付き力、すなわち感性を磨くこと。」

多くの勉強会を通じ、学ぶ姿勢、感じる心
そして、人間力を身に付けてほしいと思います。


私は、時間をもてあまし気味。
周囲を見渡すと、気付くことばかり。
ということで、今回もヒルズ紹介
受付カウンターには、いつもきれいな生花と、その解説が。

そしてお隣には、アロマポット。
これは、アロマセラピストでもあるスマイルクリエーターの平島さんが、
数種類のアロマを、調合して作っているそうです。
そしてその横には、恐竜の折紙が置かれていました。

これも、患者様からのプレゼントのよう。
これだけをみても、普段から積極的に受付で、患者様と
コミュニケーションを取り、そして良好な関係が築かれていることが良く分かります。

気付き力と、感性を磨くことの大切さを学ばせて頂きました。

今日のWish担当者の感想です。
ご興味のあるあなたは、是非お読み下さいね。

今回の勉強会も、午前、午後共に、とても充実した一日で大変勉強になりました。
上間先生、丸尾先生のおかげで、こんなにも内容の濃い勉強会を行う事が出来、
本当に感謝しています。ありがとうございます!!!

今回も、たくさんの学びや気づきがありました。中でも、上間先生が、
「コミュニケーションは、空間演出」とおっしゃった言葉がとても印象に残りました。

いくら、一生懸命、SRPをしても、
いくら患者様とたくさんコミュニケーションを取ろうとがんばってお話をしても、
ガチャンという金属音や、バーンという引き出しを閉める音、
また、口腔内の排除の仕方や、バキューム操作など、あらゆる所まで、
気をつけないと、今まで築いたものが台無しになってしまいます。

患者様は、私たちが、どのようなことをしているか、実際に見ることが出来ない分、
私たちが思っている以上に、いろいろな話し声、物音などを耳で聞き、
また口腔内の触れ方などを体で感じ、
いろいろなことを感じているんだろうなと思います。

コミュニケーションだけに気をつけるのではなく、
その空間全てを気持ちの良い状態にするように、
配慮しようという気持ちに改めてなりました。

また、歯科衛生士という職業が、いかに繊細なのかということも感じました。

丸尾先生も、「細かい事、些細なことでも気にするようになってください」と
おっしゃっていましたが、何かあった時に「まぁいっか~」で終わらすのではなく、
どんな小さなことでも、気にする、また、気がつくようにしようと思いました。

良いアンテナをたくさん立てて、いろんなことを感じ、
またたくさんの気づきを受けたいと思います。

また、リスクファクターに関してですが、患者様から数値を聞いて記録を取っても、
それで終わりで聞きっぱなしにならないように、
その後の踏み込んだコメントが私自身も含め、歯科衛生士全員が言えるように、
勉強会などを開いたり、また、良い改善案もみんなで考えていきたいと思います。

<学び続ける組織を作る 寄田幸司>

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