[’09/7/28] 自己表現
今日はヨリタ塾開催日。
保険の勉強会の後、いつものように私の思いを語りました。
今回は、高知での実践学習会での学びについて。
歯科業界は、医療費抑制や過当競争の時代に入り、医院経営が厳しくなっています。
悲しいかな、今後も大きく好転することはないでしょう。
その中で対しては、長時間労働の割に、給与や待遇が良くないなど、
働くスタッフの労働環境は悪化しています。
しかし、ここは前向きに物事を考える必要があると思います。
もちろん私たちの医院も、大企業のような知名度、給与、待遇、福利厚生はありません。
だから上記のような条件を求め、就職を希望する学生は
私たちの医院(歯科業界)を訪れることは、ありません。
それは他の歯科医院でも同じこと。
そしてお金や待遇だけで職種や職業を決めるのであれば、
もっと割りの良い仕事が見つかれば、その人たちはすぐに転職するでしょう。
またお金だけのために働き続けるのであれば、
仕事に対する意欲は、持続することはありません。
ここで大切なのが、やりがい、夢。
仕事を通じ、自己成長できているか。
やりがいをもち、働けているか。
周囲の人に、認められているか。
責任ある仕事が任されているか。
信頼できる仲間がいるか。
仕事が楽しいか。
正当な評価をされているか。
マズローの5段階欲求説でもあるように、一番高い欲求は自己表現。
理想の自分になれること、夢が叶うことが最も高い望みなのです。
その点において、私たちの医院は働きがいのある職場であると思っています。
働くメンバーの夢を応援するトップがいる。
やりがいのある仕事を与える上司がいる。
自分を受け止めてくれる仲間がいる。
スキルアップや人間力向上のための、学べる仕組みや環境がある。
これに関しては、自信があります。
そのため、ただ何となくここに来たと言う人には、居心地の悪い職場になるでしょう。
何故なら、いつも問いかけられるから。
「あなたは、何がしたのですか」
「5年後、10年後の夢は」
「私たちの医院であなたが出来ることは何でしょう」
「今あなたが、周囲の人にサポート出来ることは何かありませんか」
入ってすぐこれらの質問に、明確に答えることは出来ないかもしれません。
しかし、いつもこの質問を自問自答する中で、
少しずつ明確で、揺るぎない答えができるようになるでしょう。
あせることはありません。
落胆することもありません。
自分を責めないで下さい。
人生は選択です。
どう生きたいか、どうなりたいか、何を学ぶのか、何を与えるのか、
全て自分で決めること。
一度決めたことは、変えることは出来ません。
後悔することなく、自分で決めた道を自信を持って歩んで下さい。
その道は、自己実現へと続くのだから。
<自己実現の旅を続ける 寄田幸司>