[’09/9/6] 思いを形にする(51) 「よかったですね」
ありがとうの言葉があふれる医院を作りたい。
それは、私の切なる思い。
ありがとうの言葉を聞くだけで、元気が出ます。
言うだけで周囲が笑顔になる、そんなプラスの言葉を誰もが使う医院を作りたいもの。
ということで、もう一つのプラス言葉。
それは、「よかったですね」。
どんな状況であってもこの言葉が出る、使えるよう心がけています。
そう、そうすると決めるのです。
何か、クレームが発生した。
その時、私が担当者にかける言葉。
「これはあなたにとって、大きな成長のチャンス。
こんな機会を与えて頂いて、よかったですね」
自分の至らなさに、気付いた時、
「あなたには、まだまだ伸びしろがある。
気付かせて頂いて、よかったですね」
患者様の治療で痛みが出るかが心配、だから念のため次の日来て頂いた。
翌日、幸いにも痛みがなかった。
「痛みが出なくて、よかったですね」
逆に、痛みが出た。
「やはり今日は来て頂いて、よかったですね」
どんな状況であれ、「よかったですね」と言えるようにする。
いや、言えるような環境を作る。
これが大事なのです。
しかし、この「よかったですね」は、
ただ単に安易に、軽々しく使っているのではありません。
その陰には、大変な努力や準備が必要。
例えばクレームが発生した時、よかったねと必ず言ってもらえるよう
最大限の対策を取ります。
もちろん今後再発しないよう、マニュアルなどを整備します。
至らぬ所、弱点があれば、克服できるよう徹底的に学びます。
治療においても、今後このようなことがないよう、細心の注意を払います。
全ては、「よかったですね」と言って頂くため。
全ては、メンバーや患者様の笑顔に出会うため。
「よかったですね」があふれる医院、作っていきます。
<今日も一日よかったですね 寄田幸司>