[’09/11/1] いとう眼科セミナー その⑤ 大きなビン
せんちゃんのセミナーで、心に残ったこと。
それは、あるドイツの大学で教師が学生に話したこと。
教師が大きなビンを、一つ持ち出してきた。
その中に、まず大きな石を入れた。
大きな石で、ビンはいっぱいになった。
もうどこにも、大きな石が入るスペースはなくなった。
次に、小さな石を入れた。
小さな石は、大きな石のすき間に入った。
そして、すき間は小さな石でいっぱいになった。
もうどこにも、小さな石が入るスペースはなくなった。
そして次に、砂を入れた。
砂は、小さな石のすき間を埋めていった。
そして、全てのすき間は砂で埋まった。
大きな石はすなわち、必ずやり遂げたい夢。
小さな石は、大きな夢を叶えるため、その前にやりたいこと。
砂は、日々やらなければならない作業。
ついつい人は大きなビンに、先にやらなければならない砂ばかりを入れてしまう。
だから、気付いたときには小さな石さえ入らなくなる。
本当にやりたいことを、先にやることが大切であるということを教えてくれた。
この話には、続きがある。
その教師が石や砂で満たされたビンに、最後に注がれたもの。
そう、それは液体。
といっても、水ではない。
アルコール。
この話はドイツなので、ビールが注がれた。
人生を楽しく生きるためには、たまには余力やリラックスも必要。
バランス良く生きることが、大切。
素晴らしい、例え話でした。
そして、最後にせんちゃんが話してくれたこと。
どんなに頑張っても叶わない夢、諦めなくてはならない夢もある。
自分の力では、どうしようもないこともある。
だから夢は、叶わなくてもいいんだと。
大切なことは、夢に生きること。
いつどんな時でも、夢に感謝することが大切であると。
これこそ、伝説のセミナーの最後にふさわしいメッセージでした。
セミナーの最後は、一人一人の振り返りの時間。
朝10時から始まったセミナー、今はもう夜の7時。
たった30秒でしたが、みんなの前で1人ずつこのセミナーを受けた感謝の気持ちを述べ合いました。
振り返りの中にこそ、答えがあるのです。
私の答え。
今の私があるのは、多くの人の支えがあったればこそ。
人のご縁とご恩のおかげで、やっとここまでたどり着くことが出来ました。
私の名は、幸司。
幸せを司る。
生んでくれた、両親に感謝。
この名をつけてくれた、両親に感謝。
そして支え続けてくれた、全ての人に感謝。
これからは、そのご恩に応えるべく、一人でも多くの人に幸せを与えられる人になりたい。
そう、心から思いました。
<幸せを与え続ける 寄田幸司>