[’09/12/2] 達成度最終試験
今日は、2009Jokanスクール院内研修(年12回コース)の最終日でした。
午前中は今年のJokanスクール生5名と、上手さんの計6名。
達成度最終試験が行われました。
テストは、実技のみ。
具体的には、シャープニング+マネキン実習。
結果は、4名合格。
昨年は1名しか合格できなかったので、今年は本当に優秀でした。
ホッと胸をなでおろす人、周囲の期待に応えることが出来ず悔し涙を流す人、人それぞれ。
でも一回目で合格したから優等生、落ちたから劣等性ということではありません。
一度挫折を味わい、そしてそこから這い上がってくることで、
技術のみならず、心まで鍛えられるのです。
その一人が、今回合格した上手さん。
昨年のJokanスクールは体調が悪く、ほとんど参加することが出来ませんでした。
長い期間ほとんど仕事が出来ず、自宅療養をしていました。
その時同期のメンバーから、取り残されたようになり、
かなり落ち込んだ時期もあったようです。
半年前くらいからやっと体調も良くなり、Jokanスクールに参加できるようになりました。
その間、お昼休みも毎日マネキン実習をしていました。
他のどの衛生士より、勉強していたと思います。
彼女の実習ノートです。
毎回目標を、ノートに書いていました。
そしてその目標を達成するため、日々実習しました。
そして上間先生、丸尾先生からの有難いコメント。
|
? |
|
そして今回、ついにその時が来たのです。
見事合格、努力が実った日になりました。
一生懸命な姿を見ていたので、私も本当に嬉しかったです。
これからの自信に満ちた彼女の仕事ぶり、楽しみです。
頑張って得たものだからこそ、価値があります。
そして今回、残念ながら不合格になってしまった人には、
来年度フォローアップを受け、そして合格すること、心から願っています。
ということで、参加者のアンケートや今日の話し合いの結果、
2010年度Jokanスクールは、年12回(月1回)は変更ありませんが、3部制になります。
その① 一日を新人(2年目)衛生士研修(参加者は5名)
その② アドバンスコース1 主に3~5年目衛生士のフォローアップコース(参加者は6名)
その③ アドバンスコース2 5年以上のフォローアップコース(参加者は5名)
に分かれることになりました。
上間先生からのコメント ・先輩になって、人の育成に当たること、育成に責任を持つこと ・この1年で症例を作ることで、自分を仕事をまとめること、 ・グループ全体勉強会「Wish」は、年4回その都度 ・1年間だけのJokanスクールでは、不安と言う声もあったので、 ・ここは恵まれている、今あることは(Jokanスクールなど)当たり前ではない ・そのためのサポートを、これからも私は全力でやります |
Jokanスクールには、「衛生士の成長物語」というタイトルのドラマがあります。
<このドラマには筋書きはない 寄田幸司>