院長ブログ

[’10/11/22] ヒルズ研修旅行 その② パンの缶詰

吉本さんご好意もあり、札幌商工会議所主催
感動感謝経営塾特別講演会に、ヒルズメンバーと共に参加させて頂きました。
場所は、札幌市内にある、北海道経済セミナー8F Aホール

タイトルは、「前例がないからやってみよう!~小さなパン屋の挑戦~」。

講師 (株)パン・アキモト 代表取締役 秋元 義彦 氏
コーディネーター A.Archive代表 吉本 平史 

演者は、(株)パン・アキモト 代表 秋元義彦さん
2009年3月、スペースシャトルでも食べられた「パンの缶詰」。
その「パンの缶詰」を生んだ人が、パン職人秋元さん

(株)パン・アキモト 代表取締役 秋元 義彦氏
1995年の阪神淡路大震災の際に「カンパンのように保存性があってしかも
焼きたてのようなふっくら・しっとりのパンを作ってください!」という
被災者の声にこたえ「パンの缶詰」の研究開発を開始。

保存性を求めることと同時に美味しさを求めることは、
パン屋にとっては二律背反することへの挑戦であるが、
チャレンジ精神を発揮し、約一年後にふっくら・しっとりの
「初代・パンの缶詰」が完成した。

新潟中越地震、世界的な災害の経験から、「あれば便利な商品」から
「無くてはならない商品」として急成長し、国内ばかりでなく、
スマトラ島やレイテ島など
海外の災害被災地でも、被災者達に少しでも笑顔が戻ればと、
義援物資として送った

「パンの缶詰」は、大変高い評価を得ている。
 現在、「救缶鳥プロジェクト」を推進中。

2002年関東通産局長賞、2003年中小企業長官賞、
2005年日本経済新聞社長賞、
2008年安藤百福賞「発明発見奨励賞」を受賞。
2010年4月11日(日)「夢の扉」
(TBS系列)で特集され、全国的に当社の取り組みが話題を呼ぶ。
(ホームページ:http://www.panakimoto.com/index.html)

その秋元さんが、今一番取り組んでいること
それは、「救缶鳥プロジェクト

頂いた、パンフレットから。

<世界にパンを届けよう 救缶鳥プロジェクト>
 非常食を備えることで、世界の飢餓救済の活動に参加できるプロジェクトです。
 救・缶・鳥のキーワードに分けてご案内します。

<2年後に国際貢献となる非常食「救缶鳥」>

・安心できる非常食として2年間備蓄します。
 パンの缶詰「救缶鳥」は3年の賞味期限のうち、2年間はお手元で有事・震災時用の
 非常食として備蓄します。有事・震災時以外でも、おやつにレジャーにといつでも
 食べることができ、身近な方への贈り物としてもご利用できます。

・備蓄から2年後、義援物資として国際貢献に役立てます。
 ご購入から2年が経過する1~2ヶ月前に、支援活動へのご協力の旨、ご案内を
 差し上げます。
 残り約1年の賞味期限の間に、日本中から回収・輸送され、飢餓に苦しむ国々へ
 届けられます。

<「救缶鳥」が義援先の国々に届くまで>

・義援先の国々のほとんどが内戦・紛争などが原因で治安が悪く、
 現地に届くまでに時間がかかるため、1年もの賞味期限を確保するのです。
 義援先の国々では、パンを食べ終わった「救缶鳥」の空き缶は
 食器類として利用されています。

<義援先に届けるメッセージ>

・メッセージを届けよう!
 「救缶鳥」には義援先の人々へ向けてメッセージを書きこむことができます。

・救缶鳥5つの特徴
 その1 通常のパンの2倍の大きさ
 その2 安全な構造です
      缶のふたの切り口で手を切らない
      「ダブルセーフティープルトップ」採用のため安全です。
その3 義援物資になります
     通常の非常食とは違い、世界の飢餓を救う義援活動に参加できます。
その4 やわらかい食感です
     普段食べているパンと同じやわらかい食感のため、
     食べやすくおいしい非常食です。
その5 防腐剤を使わない特許製法で、健康も配慮した安心できる非常食です。

本当に、素晴らしい取り組みであると思いました。
そして、その行動力
そこには、強い信念が感じられました。
以下は、セミナー中お話されていた、秋元さん本音トーク集です。

本気で、やることは誰かが応援してくれる。」
あきらめなければ、いつか成功する。」
「夢は、見て実現するもの。」
「本気なら、即実行。そして維持。」

自分の夢を形にした人だから、説得力がありました。
セミナーの最後に、秋元さんは会議の参加者全員ワークを行いました。
それは風船をふくらませ、その中心に針を突き刺す(あてる)。

一般的には、風船は大きな音を立ててわれてしまう。
しかし、ゆっくり刺すとあら不思議。針が刺さっても割れない
ぬいても、しぼまない。
まず、デモを見せます。

秋元さんは、私たちに「何度失敗していいから、出来るまでやって下さい。
また、全員が出来るまでこのワークを続けますからね」と。


皆、最初は恐る恐るやる。
出来た人は「出来ました」と、手を挙げる。
広い会場から、次々と手が挙がる。
それで会場の雰囲気が、一気に明るくなる。

元気になる。
歓声が上がる。
このワークから、気付くこと。

失敗を、恐れない
出来る訳ないと、最初からあきらめない
まず、やってみる
どんなことにも、チャレンジする
出来たことに、素直に喜ぶ

そして言わなくてもいい、やって見せるだけ。
私も、2回目に出来ました。
素直に、嬉しかった

そしてパネルディスカッションでは、何故か永井先生も壇上へ。

自己紹介と今までの取り組み、そして将来の夢やまた北海道の人たちへの
メッセージ等々、質問に応えさせて頂きました。

このような素晴らしいセミナーに、ヒルズメンバー全員
参加させて頂いたことに、心から感謝です。

?<いつも感動 感謝 寄田幸司>

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