[’11/6/25] 出版感謝祝賀会
土曜日の午前の診療後、パーティー参加。
場所は、大阪市北区西梅田にある、ザ・リッツカールトン大阪。
祝賀会のタイトルは、
「若手歯科医師を育成するための ドクター育成カリキュラム」。
主催は、歯科医療を元気にする会。
その会とは(頂いた資料から)、
“歯科医療を元気にする会”は、毎日それぞれの歯科医院で、 幸せなドクターを育成したい。 |
そのメンバー(執筆者)とは、
成富健剛、森昭、田中伸尚、西尾拓郎、坂井秀明、山村洋志明、
伊藤寿浩、高橋義昭、能村木綿子、前直文、武知幸久、船戸大、
山川啄也、西村優理子、泉田尚宏、宮川尚之、秋山博道 (敬称略)。
この本には、4つの大きな柱があります。
それは、以下の4つ。
①育成を行う院長先生の心構え
②幸せな歯科医師になっていただくために
③マニュアル作成について
④スキル面の成長を測る質問集とチェックリストの作成
ただ単に、カリキュラムの紹介だけでなく、
若手ドクターを採用する先生の心構えや、勤務医の先生が
スタッフや患者様に愛される幸せな人生を歩むための、
チェックリストなども、詳しく説明されています。
これ程まで充実した、若手ドクター育成カリキュラム本は、
今まで、なかったのではないかと思います。
ドクター育成で、思うこと。
若手ドクターにとって、一番大切なことは、何を学ぶかではなく、どこで学ぶか。
誰に学ぶか。
インプラントや矯正、小児、歯周外科など専門分野を学ぶのであれば、
卒後大学院に進学することや、研修生として医局に残ること、
また留学することも、選択肢に入る。
また勤務しながらでも、もしくは開業してからも
スタディグループや学会に所属し、勉強を続けることは可能。
そう、いつでもどこでも、学ぶことは出来るのです。
しかし、この時期、本当に学ばなければいけないことは、
歯科医院としての考え方、いや社会人としての考え方、
そして大きく言えば、生き方、人生そのもの。
だとすれば、何を学ぶかより、誰の元で学ぶかの方がもっともっと大切なハズ。
祝賀会が始まる前、「社会人として大切なことは全てディズニーランドで学んだ」
の著者でもある、香取感動マネージメント代表の香取貴信さんのお話がありました。
その時、言われていた言葉。
人として認められたい、成長したいと思うなら、尊敬できる人を、たくさん持つこと。
あの人のようになりたい、あの人と一緒にいたいと思う憧れの人をたくさん持つこと。
そのために、その人の近くにいることが大切であるとのこと。
そして、尊敬できる人をたくさん持つ人には、相手のいい所を認めることが出来る人なのだと。
いつも、己が一番という人は、他人を認めないということ。
だから、尊敬出来る人を持っていない人なのだと。
今回も来賓者の一人として、先日ホットニュースでも紹介しました、
小室甲先生が、会場にお越しになりました。
香取さんのように、「歯科医師として大切なことは、全て小室歯科で学んだ」という
本を書けるくらい(私が書くので、ベストセラー本になれないと思いますが)、
先生の下で学んだ4年間は、多くの気付きを学び、そして成長がありました。
これからも、若手ドクターから選ばれるよう、
日々、人間力を高めるため精進していきたいと思っています。
そして序文から、会の代表である成富健剛のコメントを一部紹介します。
本書をお読みいただいた先生方に、ドクター育成カリキュラムを そして、こうした人間性豊かな優秀な歯科医師を育成していくことこそが、 そして私たちは、若手歯科医師を育成することで、 多くの院長先生や勤務医の方に、このドクター育成カリキュラムを |
なる程、成富先生がいなければ、個性あふれる17名の著者の方々を、
まとめることは、出来なかったのかなと思いました。
会の最後に、会のメンバー全員から、
成富先生への感謝の言葉で埋めつくされた感動ムービーが、会場に流されました。
このムービーを見れば、成富先生の強い、そして心優しいリーダーシップの元、
全員が一致団結し、苦労の末、この本が出来たことがよくわかります。
今後、この本を活用し、今年入職した2人の新人ドクターが
幸せで豊かな歯科医師人生を歩む、サポートをしていきます。
?<日本の未来はさらに明るい 寄田幸司>