院長ブログ

[’11/7/8] 大人の修学旅行

いつもお世話になっています、
愛知県すまいる歯科 山村洋志明先生が主催する
大人の修学旅行~涙と感動の知覧研修~」に、
私たちの医院から、衛生士 久保さん藤田さんの2人が参加しました。

内容は、こんな感じ。

 

研修内容は特攻隊の平和記念館を見学し、映画「俺は君のために死ににいく」の
モデルとなりました島浜トメさんの甥っ子さんの明久さんに
ナビゲートしていただいて、ゆかりの地を巡ります。

宿泊は、特攻隊の若者が実際訪れていた食堂を改築し、
旅館にした富屋旅館で、夜は、一日の体験で学んだ・
感じたことをシェアする時間をとり、気付きを深めます。
(毎年、涙・涙です)

翌朝は、富屋旅館の女将さんのお話(講和)を聞くことができます。
(スピリチュアルな体験ができます)
この知覧研修を経験すると、私たちDrも、もちろんたくさんの
気づきを得られ、意識が変わりますが、
スタッフさんなどは、<行き>と<帰り>の顔が違うくらいに
影響を受けます。

「明日死ににいく、若者がいたんだ…自分と年齢も変わらない子たちが
家族のために…」
正直、この感覚がわかると、一日一日をいかに大切に、
全力で生きていかなければいけないのか?
自分に今できることはなんなのか?という問いかけに
若くても答えることができるようになります。

ディズニーランドも、リッツカールトンは本当に
すばらしいですが、この知覧もほんとにやばいです。
ぜひ多くの方と、「今を一生懸命生きる意味」を
分かち合いたいと思っています。

<山村が企画する知覧ツアーは、そこらへんのツアーとはひと味違います。>

特典1 映画「俺は君のためにこそ死にに行く」の舞台となりました、
     富屋食堂に宿泊します!
     鳥濱トメさんの遺品が残る旅館は、泊まるだけで涙ものです。

特典2 「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメさんのお孫さんである、
     鳥濱明久さんとのコンタクトが成功いたしまして、
     1日目は1時間ほどの特別講演をしていただけます。
     (知覧の平和資料館の見学をした後です)

特典3 その後も鳥濱さんと一緒に、普通のツアーでは絶対行かない、
     というか、知らないような場所に、鳥濱さんが連れて行ってくれます。
     夜も、お酒を飲みがら、鳥濱さんのお話
     (おばあさまから聞かされた文字にできない
     本当の事実や、映画のことで石原都知事とやりあった隠れ話)を
     聞けるかもしれません(交渉中)

特典4 実際の特攻機が出撃した場所にいきます。
     (映画「ほたる」のロケ地もいきます)


2人とも大活躍で、帰ってきました。



以下は、2人の感想の一部です。
ご興味のあるあなたは、ご覧下さいね。

 

院外セミナー
知覧研修~心の授業

鹿児島県 知覧 私は今回の研修に行くまで特攻隊の話は
何となく聞いたことがあったが正直“知覧”という言葉を聞いたことがありませんでした。
研修に行く前に映画 「男たちの大和」 「僕は君のためにこそ死ににいく」などをみて
時代背景を勉強しました。

今回の研修では、特攻の方がどのような思いで亡くなられていったのかを知り、
それを知った私は自分の普段の生活の中に活かすのか考える思いで臨みました。

知覧特攻平和会館では遺書や写真をみました。
遺書に弱音はなく力強い言葉が多かったです。
あと何時間後かに死ぬとわかっていて書く手紙・・
覚悟を決めて書く手紙・・それを思うと泣けてきました。
私ならこの世に未練をのこした手紙を書いてしまうだろうなと思いました。

また集合写真の顔は
みんな笑顔で今から死にに行きますという顔ではありませんでした。
すごく不思議に感じました。
その謎は鳥濱トメさんのお孫さん鳥濱明久さんの講演を聞くことで解けました。

お孫さんの話では家族宛ての手紙は
国のチェックを受けるので弱音や情報などは書けなかったそうです。
なので、平和会館においてある遺書は本音ではないとのことです。

次に写真は昔のカメラなので撮れるまで時間がかかるので停止しないと
綺麗な写真は撮影できないそうです。
よって自然に笑った顔ではないとのことです。

そしてトメさんに託した手紙こそが本音が書いてある遺書だと紹介されました。
その中には「あいたい、あいたい、あいたい、愛してる」など、
恋人に宛てた手紙がありました。

戦争の時代の人は愛国心だけで
自分の身を捧げることができるのだと思っていました。
しかしそうではなく、戦争の時代の人も死ぬのは怖く、
現代の私と同様(レベルが違うが)家族を思い、
恋人を思いこの世に未練を残し亡くなっていったのだとわかりました。

そして、国の為ではなく、家族や愛する人のため、
守るために肉弾となり戦にでていったのです。

現代の人は平和ボケになっているとトメさんの後を継いだおかみさんは言います。
そして「何でも当たり前だと思っていませんか?」「国とはなんですか?」
「特攻隊と方たちは未来の平和な国日本の為に死んでいったのですよ、
今の日本をみたらどう思うでしょう?」などと考えさせられる問いをなげかけられました。

その問いの中で「国のためにあなたは何をしていますか?」という問いがありました。
国と考えると答えにつまりますが、小さなことから考えていくと、家族の中での役割は?
職場での役割は? 社会でのやくわりは? と大きく繋がっていきます。

まずは等身大の自分が辛抱の種を持ちながら今できることを積み重ねていくこと、
育てていくことが大切だとおかみさんはおっしゃっていました。
そして一生懸命やっていると瞳が輝いてくるそうです。
そして朝起きた時、鏡の前でその瞳みることが大切で
自分の心をジャッジする時間になるそうです。

おかみさんの話を聞いてまだ自分のなかに落とし込めていないこともありますが、
とにかく明日が絶対やってくるとは限らないという考えで行動し、
1日1日を一生懸命に生きるということ、
自分が世のため何を恩恵するのかを考えながら生活することを始めていきます。
そして家族への感謝の気持ちや友人やチームメンバーにたいする
感謝の気持ちを忘れずに日々過して行きたいです。


おっと嬉しいことに、私へのお土産頂きました。
陸軍4式戦闘機疾風(はやて)ピンバッチです。

 

?<涙と感動は大人になって味わうもの 寄田幸司>

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