[’11/8/29] 早朝ミーティング
今日は、診療開始前、
ドクター全員で、緊急ミーティング開催しました。
話は、先週の土曜日にさかのぼります。
土曜日の午前中は、1週間で一番忙しい時間帯。
予約はいっぱい、しかも次の日が日曜で休診のため、
休患の方も多数、お越しになります。
予約通りに診療させて頂きたい、でも診療台が空かず、待ち時間が長くなる。
いつも、申し訳ない気持ちでいっぱい。
そして、昨日の日曜日、私の経営での師匠である
(株)脳力開発センター 代表 田中典生(たなか のりお)先生の
DVD「田中典生が語る 21世紀の経営 12のヒント
永続的に繁栄する会社づくり」Vol.1を見ました。
サブタイトル、「お客様の要望は目に見えない」。
その中で、お客様が離れる6つ要因についての話がありました。
①1% 死亡 ②3% 転居 ③5% 他人の影響 ④9% ライバル企業からの語る ⑤14% 商品の不満 ⑥68% 無関心な態度 |
①②は、仕方がない。
③は、すなわちクチコミ。④は、競合。そして⑤は、品質。
これら③④⑤は、医院に例えれば、自医院の診療レベル、設備レベル、
立地などで、他医院のほうが優れていたため起こること。
①~⑤を合わせれば、32%。
ということは、それ以外の68%は、スタッフやドクターの
無関心な態度が、一番離れる要因になるということ。
有難いことに、開業20年、経営にしているにも関わらず、
私たちは、クチコミで毎月多くの初診患者様が来院されます。
ここで、私が自分を含め、他のドクターにお伝えしたいこと。
それは、今の状況に、甘えていないか。
待たせてしまうのが、当たり前になっていないか。
目の前の患者様だけ診て、医院全体を見ようとしていないのではないか。
自分の診療方針を、押しえつけていないか。
そんな自分よがりの、無関心な態度になっていないか。
自分自身にも戒めも込めて、急遽、
早朝ドクターミーティングを開催し、お話しさせて頂きました。
そして、「時間内短縮への取り組み」ポスターと、
「Dr意識改革 ~10の取り組み~」と題した院内レポートを、作製しました。
訪れる患者様の真の要望は、決して目に見えるものではありません。
目に見えないものを、感じる心、
目に見えないものを、見抜く洞察力、
目に見えないものを、先読みする察知力、
身に付けてほしいと思います。
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?<求めているものは、決して目では見えない 寄田幸司>