院長ブログ

[’12/5/16] Wish課外授業

今日は、衛生士勉強会Wish開催日。
そして、課外授業ということで、
歯ブラシ製造メーカー ライオン(株)明石工場
見学することになりました。

場所は、JR山陽本線魚住駅」。
見学時間は、10時から11時30分まで。
参加者は、23名

私は所用のため、不参加でした(涙)。


また、工場内の写真とビデオ撮影は禁止のため、
画像はありません。
まずは、大北さんからの見学の感想です。

 

今回は、Wish初めての課外授業で、
工場見学パートナー医院衛生士23名で行ってきました。
場所は、ライオン株式会社 明石工場です。

生産品目は、主に歯ブラシ
(ビトイーン、クリニカ、デンターシステマ、DENT.EXシステマなど)・
歯磨き剤(クリニカ、キシリデント、チェックアップなど)です。

毎日、私たちが当たり前に使ったり
患者さまお勧めしている歯ブラシ
歯磨き剤どのようにして作られているのか
実際に見ることが出来て、とても勉強になりました。

工場の中は衛生管理徹底されており、
工場で働く方の作業着は髪の毛や
ホコリが落ちない様に2重化されたものを身につけておられました。

そのため、私たちも見学させて頂く際に、衛生用の帽子を被り、
エアーシャワーや掃除機で体に付いている
ホコリなどを吸い取る体験をさせて頂きました。

そして、歯ブラシや歯磨き剤の製造過程や包装工程、
製品の保管倉庫を見学させて頂きました。
また、歴史を感じるハミガキのパッケージ
歯ブラシの展示コーナーでも、さらに詳しく説明をして頂きました。

いつも使わせて頂いているライオンの製品が、
より親しみやすく身近に感じることが出来た貴重な1日になりました。
見学の際、分かりやすく丁寧に説明して下さった工場管理グループ
東 小百合さん、どうもありがとうございました。

<歯科衛生士 大北 江里香>


以下は、メンバーからの報告レポートです。
ご興味あるあなたは、お読み下さい。

 

私達が、より良いハブラシ、歯磨剤を、
自信を持って患者様に提供できるのも、
陰で頑張って下さっている方がおられるからだと、
改めて感じました。

特に夏は暑く大変だと思います。
作業着も部署によっては、体毛が出ないように袖口など
二重になっていたり、ゴーグル、マスク、帽子で完全防具、
虫が近寄らない様に扉の色を変えたりと、
色々な工夫がなされていたりと、たくさんの気配りがあると思いましたし、
自身の仕事にプライド持って皆さん仕事されているなと、見学していて思いました。

自分の事だけでなくもっと外に目を向けること
で、新たな発見ができると思うので、興味をもったら、
即行動できる行動力も身に付けていきたいなと思いました。
すごく良い時間でした。ありがとうございました。

ハブラシの植毛のしくみもよくわかりました。
その後歯ブラシの歴史室を見せていただいて、
歯ブラシの進化の目まぐるしさには驚きました。
昔の歯ブラシは人が使うものとは思えないほど巨大でした。

でも2010年のモデルでも
まだ2年しかたっていないけどなんか古い感じがしました。
私達がいつもお世話になってる歯ブラシは
つねに研究されて進化しているなと思いました。

それと、DHになってからはずっと
歯科医院専売の歯ブラシを使い続けていたので
市販の歯ブラシのことについてかなり疎くなってしまっていると実感しました。

ヨリタに来る患者様はやはり
市販のものを使われている方が多いので、
自分でも購入して使ってみたり薬局で
チェックしたりしないといけないと思いました。
ありがとうございました。

一番驚いたことは、工場の中の衛生管理が厳重にされていたことと、
安全面がすごく考慮されていたことです。私たち見学者が入出する際の
エアーや帽子、工場の職員の方の服装、
虫などが外から入らないようにする扉など、様々な工夫がされてありました。

ハブラシや歯磨剤などは食品ではありませんが、
直接口腔内に入るものなので、安心して使用できることや
患者様にお勧めできることはとても大事なことだと思いました。

出来たハブラシが一本一本人の目で検査されていることや、
機械だけでなくたくさんの方が製品をつくりあげていることを知り、
大事に使おうという気持ちや大事に使ってもらおうという思いが強くなりました。

最後に、明治時代に作られたハブラシから現代のハブラシまでの
歴史を見させて頂きました。見たこともない大きなハブラシや
動物の毛でできたハブラシがあり驚きましたが、
100年以上かけて進化してきたハブラシや
口腔ケアの大切さが広まってきたことを学びました。

ハブラシの生産のルートなど、
普段見ることの出来ないものが見れてあ然としました。
実際、自分の日頃使っている歯ブラシの生産を見ることで、
愛着がわき、大事に使わないとと思います。

驚きもあり、歯科用のシステマと一般のシステマの毛先が同じであることです。
患者様に質問をされることがあり、
いつも流してしまうような感じでしたが、明日から胸を張って答えれます。

また機会があればぜひ工場見学に行って
色んなことを吸収していきたいです。
ありがとうございます。

見学は、私達歯科衛生士に関係のあるハブラシ・歯磨き粉を作る作業工程で、
もう20年近くこの仕事をしてきた私ですが、
初めて見る機会をいただきとても新鮮で楽しかったです。

以前Wishで勉強したとおり、ハブラシや歯磨き粉は
薬事法で管理されているため、品質管理・清潔管理が
とても厳しくそれらを使わせていただいている私達もある意味、
今まで以上にもっと取り扱いの仕方を考えないといけないなと反省しました。

ハブラシ1本にも長い歴史があり、
ユーザーからのアンケートを基に今の形に変化してきたことなど知りました。
歯科医院の中で患者様を診ることが私は大好きなのですが、
今回その好きな仕事を支えてくださっている
このような色々な物やそれを作ってくださっている人たちに
出会うこともとてもこれからの仕事に大切だと思いました。
これからも色々な経験をして学びそして豊かな知識を身に付けたいと思います。
今回も沢山の方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。

商品はお客様の声を基に開発されるということで、
今後、より良い医院作りの為に、私たちも患者様の声を聞き、
新商品を取り入れたり、通いやすい環境作りを私たちと患者様が
一緒に作り上げていくことが大切だなと気付きました。 

今回初めてパートナー医院の歯科衛生士で課外研修に行かせて頂き、
普段の研修では学ぶことが出来ないことを、
みんなで楽しみながら学ぶことができました。
今後も同じ目標を持つ仲間とスキルアップ出来るよう向上心を持ち続け、
今回学んだことを新しい知識として患者様にも提供していきます。
ありがとうございました。

私達が仕事をする上でまた日常生活でも毎日のように目にし、
使っている歯ブラシですが、
1本をあれだけ早く機械で植毛されているのを映像で見させて頂き
とても圧倒されました。

また、毛が抜けるのを防止するために
私達の目の見えないところの一つ一つの小さな穴に
金属が埋め込まれていたことも初めて知ることができました。

店頭に並べられている歯ブラシだけを見ていると
ここ何年かではあまり変わってないように感じていたのですが、
並べられた歯ブラシの歴史を見ているとここ何年かでも
少しずつ変わってきているのを感じました。

 

 

?<作り手の思いを知ることは大切 寄田幸司>

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