院長ブログ

[’13/2/20] WISH勉強会開催

ヨリタ歯科クリニックセミナールームにて、
WISH(衛生士勉強会)開催しました。
参加者は、28名

講師は、オーラルヘルス研究会代表山本くみ先生
山本先生のプロフィールは、こちら。

 


■山本くみ先生 プロフィール
オーラルヘルス研究会代表

マイナス1歳(マタニティ)からのむし歯予防を、
世界的なレベルで患者さまのリスクに合わせて
マネージメントを行っていこうという考えのもと、
一生涯の継続的な予防医療に取り組んでおられます。

1962年     大阪府泉大津市出身
1983年     大阪府歯科医師会付属歯科衛生士専門学校を卒業。
          3年間の歯科医院勤務を経て、結婚後は非常勤で
          大阪府の公衆衛生活動に携わる。
2000~2006年 カナダのあるバーター大学で学び、ADAやCDA、AAP等で
           数々の単位を取得、現在も勉強は継続中。

2009年      オーラルヘルス研究会設立。
           現在は講演や出張セミナーを中心に活躍。

 


セミナータイトル
は、「カリエスリスクアセスメント基礎編 フッ素セラピー」。

参加メンバーも、たくさんメモを取り、
噂に聞いていた通り、素晴らしい内容でした。

以下は、参加者の感想一部です。
ご興味のあるあなたは、是非お読み下さいね。

 


今日の本題のフッ素のお話では、恥ずかしいことに
初めて知る事ばかりでした。
どの分野の医療でも日本より海外の方が
進んでいるというのは知っていましたが、
歯科ではこんなにも予防に力を入れ、個々の口腔内に対する意識が、
本当に高いのだなと感じました。

今日のフッ素セラピーを聞いて、もっとフッ素について知りたい。
勉強したいという気持ちになり、衛生士の仕事で新しい
楽しみを見つけることができました。

今日学んだ事を活かし、口腔内の健康から、
心身の健康に繋がるように、取り組んでいきたいと思います。

今日、お話を聞かせてもらい、フッ素によるケアが
とても重要で、効果(続ける事で)があると知りました。
その為には、今、私ができる事は、カリオグラムに
基づくような問題を、患者様からできるだけ多く聞きとり、
普段、生活上でその患者様にとってより良い
フッ素の応用ができるように、説明し、理解してもられるように
進めていかなかればいけないと思いました。

摂取許容量に充分・安心なペーストや、洗口液の
フッ化物量を多く含み、実際、皆が理解して続ける事で、
Cリスク率を下げている事を地域・国が実践できている事に対し、
日本はおくれているなと、はがゆい気持ちになりました。

私の医院でも、今使用している物のフッ素濃度などを
もう一度見直し、改善や新たな物の取り入れなどを
考えていきたいと思いました。

今日よりお話を聴かせて頂き、私達歯科衛生士から患者様へ
カリエス予防を提案していかないといけないと思いました。
その方にあったリスクに応じたオーダーメイドの
ホームケアというものをお伝えできるよう、
私もしっかりとしたフッ素の知識をもう一度
見直す必要があると感じました。

その患者様一人一人の生活背景、習慣にあった、
フッ素の使い方を私達が提案しないといけないので、
そのためには、カリエスリスクを考え、
情報収集することが大切だなということが
改めて分かりました。

私自身にも、2歳10ヶ月の子供が居ますが、
さっそく今日から、フッ素入り歯磨剤+ミラノールで
うがいを取り入れていきたいと思いました。

また、フッ素の効果や安全性も、きちんとした
エビデンスに基づいて、お話をして下さったので、患者様へも
分かりやすく説明できますし、私自身もすごく勉強になりました。

今回のセミナーを聞き、歯科衛生士全員、フッ素ブームに
なっていると思うので、このブームが冷めないうちに
医院に取り入れていきたいと思います。

洗口液のすばらしさも気付けてなくて、
手間になるかな?と思い、患者様には
フッ素をすすめても、ジェルばかりをすすめていました。
根面カリエスのリスクなども、これからは考え、
ミラノールなどの洗口液をすすめていこうと感じました。

歯磨剤の一つの使い方にも、ペーストの出す量、
水の含む量等、細かいところから扱い方を
守っていくだけで、歯にきちんとフッ素を残すことができて、
フッ素配合の歯磨剤の効果がそこで初めて出てくることも
初めて知り、あまりの自分の無知さに恥ずかしかったです。

予防を行っている上で、フッ素はなくてはならない相棒で、
すごく頼ってしまうので、もっと多くの事を
患者様へ還元していきたいと思います。

9000ppmのフッ素を目にしたのは始めてで、口にしたのも始めてでした。
外国産という一見着色料の多く、体に悪そうと感じたのは
最初だけで、エビデンスに基づき、高濃度のフッ素を使用するという事を
日本にもっと広がればいいなと感じました。

そして1000ppm以下のフッ素を一般の方が使用し、
よりむし歯のない子供、大人が増えたらと思います。
リスクに応じて、フッ素の使用を医院でも一致していくべきだと思います。

今回のセミナーは、世界を飛び回らないと得られない事や、
本からも学べない事をたくさん聞くことができ、
本当にためになるセミナーでした。

自分の視野が広く見えてきたような気がします。
ただの衛生士で仕事をするのではなく、
プロである以上、最新の情報、最善の予防に
取り組んでいきたいと思います。

山本先生の話を聞いて、自分の中で少しあいまいだった
フッ素の効果を明確に実感することができました。
フッ素がリスクファクターの一つという事もビックリしました。

子供を持つお母様でフッ素に興味のある方も
多くいらっしゃるので、このセミナーで学んだ事を、
みんなで良い形で取り入れていきたいと思いました。

フッ素の濃度の基準を上げたりすることは、
そう簡単にはできませんが、今日聞かせて頂いた
“オーダーメイドでフッ素の適正摂取量を計算して
生活に合わせた使用方法を提案する”というのは、
今すぐにでも出来て、予防にとても効果的で喜んで
もらえるなと思うので、やっていきたいと思います。

出来ることから、今日のお話で聞かせて頂いたことを
活かしていきたいと思います。
サングラスも取り入れたいです。

また、先生が海外で勉強されている話を聞いて、
私は専門学校で学生時代に希望者だけが参加できるい
海外研修に参加して、ハワイに行き、ハワイ大学で
研修を受けたり、ハワイの病院や診療所を見学させて
頂いたことがあるのですが、私もそこで海外と
日本のDHのレベルの違いを感じたのを思い出しました。
今日のお話を聞いて、勉強してもっとレベルアップ
していきたいと思いました。

先生がおっしゃっていた「患者様一人一人にあったフッ素を処方する」
という言葉がすごく印象的でした。
フッ素をそんな風にとらえ、考えたことがなかったので、
ホームケアへの指導をもっと徹底して行っていきたいと思います。

そのためには、物販の知識や市販の歯科用品の知識を
たくさんつけないといけないと思いますので、
これからの自分への課題も見つけました。

日本は何でも安全第一に考えていて、害がおこらないようにしてる事が
多いですが、フッ素でもそうだったんだと思いました。
私だけでなく、患者様もそう思っている事が多いと思いますが
歯科衛生士として、そうではなかったんだという事を
お伝えしていく事が大事だと思いました。

患者様一人一人に合ったフッ素を提案することも、
すごく良い事だと思いました。
生活リズムや現状を詳しく患者様から聞いて
それぞれに合ったアドバイスがしたいです。

日本でももっとフッ素に抵抗なく、
年齢問わず、虫歯リスクをなくしていき、
デンタルIQを高めていきたいと思います。
それにあたって、まずは自分の知識もしっかり
つけていきたいと思います。

カリエス予防と歯周病予防、どちらも知識を深めながら、
みんなが幸せになるお手伝いが出来ればいいなと思いました。

私たちが提案している-1才からのムシバ予防にも
フッ素が必要なことを改めて実感し、
患者様に合ったフッ素を使ったムシバ予防を提案していきます。

患者様とのコミュニケーションの大切さ、生活背景を
知ることも、歯科衛生士として重要な役割であり、
海外で大きな支持を得ていることも大変嬉しく思いました。

フッ素の全身応用について水道水への添加が
認められていなかったり、局所応用についても
基準値が低かったり、日本がまだまだフッ素の有効性を
活用できていないことも、今後の大きな課題だと思いますが、
今私達にできることを、一生懸命していきたいと思います。

 

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 <衛生士が学び輝き続ける組織を作る 寄田幸司>

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