院長ブログ

[’23/5/6] 新人研修⑱ -ドリーム通信読み合わせ[4] -

引き続き、午前中に新人座学研修を行っています。
『ドリーム通信読み合わせ研修』がスタートして、今回で4回目。

今回のドリーム通信読み合わせ研修は、
Vol.7  ウエルカムクラブ
Vol.8  カムカムクラブ

です。

 

 

内容は、下記の通り。

 

■Vol.7  ウエルカムクラブ

私たちの医院では、多くの小冊子、リーフレット、ポスターがあります。
もちろんホームページも、どんどん情報を発信します。何故でしょう。

答えは、唯一つ。思いを形にしたいから。
形にしたものを心を込めて、愛する患者様、メンバーにお渡し(お伝え)したいから。

ただそれだけ。そのため、一つ一つこだわります。
文体、サイズ、色調、レイアウト、言い回し、ロゴなど、
ただ形にするだけでなく、伝わりやすいよう、
また正しく伝わるよう、きめ細かく取り決めています。

全てに、統一性があればこそ、頂いた人や読み手は、
本心だと、思って頂けることでしょう。

美しいパンフレットを、作りたいのではありません。
流れるような文章で綴った小冊子を、作りたいのではありません。
きらびやかなポスターを、作りたいのではありません。
集客目的で、ホームページを開設したのではありません。

その思いに、共感して頂ける患者様やメンバーの方々とお会いしたいだけ。
また、思いを形にするため、医院を全面改装をしました。

その一番の目的は、予防サロン、すなわちウエルカムクラブの設立です。
愛と感動、夢と希望あふれるワクワク楽しい歯科医院を作るためには、
予防ベースの歯科医院を作る必要がありました。

ターゲットは、40歳以上の女性。この方々に満足と信頼を得るため、全て個室。
メインカラーもオレンジとし、間接照明やグラフィック(コルトン)にもこだわりました。
リラックスしてお口のクリーニングを受けて頂けるよう、
小物やオブジェにも、こだわりました。

しかし、最初から結果が出たわけではありません。
衛生士を育成し、システムを確立していきました。

だから何年かかかろうとも、自分がやりたいと
本当にいいと思うことだけ、やり続けようと思いました。
その中でいいメンバー、いい患者様に巡り合えるようになりました。

尽きない思いなら、形に出来ます。

■Vol.8  カムカムクラブ

感動・感謝ワクワク楽しい歯科医院を作るため、
平成14年11月、ヨリタ歯科クリニックは、リニューアルオープンしました。

このコンセプトを実現するため、
ここで予防ベースの歯科作りに取り組みました。
まず頭に浮かんだのは、
ムシ歯のない美しい歯並びの子どもたちの笑顔です。

そんな子供たちが多数集まるコミュニティー、
「カムカムクラブ」の誕生です。

「カムカムクラブ」の子供たちは、ムシ歯を作らないため、
3ヶ月に1度、自らの意志で私たちの医院を訪れます。

また、半年に一度、カムカムフェスタというイベントも、開催しました。

その日は、診療を1日お休みにし、午前中に飾り付け、
そしてリハーサルを行い、午後2回開催します。

ムシ歯予防の大切さ、定期健診の大切さをショーやクイズなどを通じ、
楽しみながら学びます。
平成15年、6月より、開催しています。

このイベントを通じ、多くの子供たちの笑顔に出会うことで、
私たちも、夢ややりがいを実感出来るようになります。
また、お互い助け合い、理解し合うことで、強固なチームワークも
生まれました。

カムカムクラブのさらなる充実のため、2012年12月の
移転リニューアルに伴い、カムカムクラブ専用診療室が2部屋出来ました。
一部屋は、完全個室です。

その横には、子供たちのブラッシングコーナーを新設。
ガチャガチャや消しゴムボックスも、収納出来るようにしています。

また、チェアーにすわれない小さなお子様用に専門ベッド。
さらにその隣には、相談コーナーもあります。

壁はカムカムクラブのイメージカラー、グリーン。
カムカムクラブのメインキャラクターである、
カムカムボーイ、カムカムガールも、壁面に登場しています。

このように、カムカムクラブを設立することで、
ムシ歯のない子供たちの笑顔が集まる、
人に優しい医院が出来るようになりました。

カムカムクラブを通じ、子供たちへの思いを形に出来ます。

 

 

ここで、ドリーム通信読み合わせ研修で、新人スタッフメンバーが発表した
思ったこと、感じたこと(感想文)
を、ご紹介します。

ご興味ある方は、是非お読みくださいね。

 

Vol.7  ウエルカムクラブ

・歯科医院の中での掲示物の多くは、衛生士や歯科助手が作るか、業者に依頼する
あるいはそもそも存在しないことが多いと思います。
そんな中、ヨリタ歯科は自社で作っている物がほとんどだと聞き、驚きました。
また、ウエルカムクラブの設立にあたって、ターゲットを40歳以上の女性と
絞ったことで、何が求められるか、何をすべきかを明確にし、思いを形にされたのも
凄いと感じました。
正直、初めに狙っている患者様があると聞いた時は驚きました。
誰でも良いから取り合えず来てもらって、点数を稼ぎたいというわけでは
ないんだなと、そこで思いました。
ヨリタ歯科は予防ベースの歯科医院であるということを決して忘れず、つまり
長期に渡って患者様とお付き合いすることになると思うので、一回一回の診療を
丁寧にしていきたいと改めて思いました。

・普段、待合室を見ると、様々な所に小冊子、リーフレット、ポスターがあり
患者様がすぐに目につく位置、手に取りやすい位置にあると感じます。
さらにホームページは他とは比べ物にならない程、院長の思いや医院のこだわりが
たくさん載っていて、読むだけでワクワクすると思います。
このように様々な形で、院長の思いや医院のこだわりを発信することで、
多くの方々が集まってくるのだと思います。
さらに、ウエルカムクラブがあり、今まで歯医者に虫歯がないのに行くことがあると
私は知りませんでしたが、治療が必要にならないために、予防で定期的に来院して
もらうことが大切だと感じました。
予防を目的に来院してもらえるよう、専用のスペースも設けられ、今では
メインテナンスで通院して下さる方が沢山います。これは院長の尽きない思いが
あったからこそ、形になってきていると思いました。

・院長は常に自分の思いを形にすることを目標とし、何かに取り組んでいられますが
思いを形にすることはとても難しく、簡単に実現できることではないと思います。
小冊子やリーフレット、ポスターからホームページまで、全てのデザインにこだわり
また見た目だけでなく、読み手にどう伝わるかや、何を伝えたいかなど、本当に
細かいところまで思いを形にしたい、その気持ちを実現していこうとしているなと
改めて感じました。
一番の目的である予防ベースの歯科医院を作るための、ウエルカムクラブの設立など
1つ1つが院長が目指す、愛と感動、夢と希望溢れる、ワクワク楽しい歯科医院に
繋がっていると思います。
私もその一員として、目標を達成し、患者様に満足して頂けるよう、頑張ろうと
思いました。

・ポスター、リーフレット、小冊子等、ヨリタは本当に沢山あると感じていました。
その為に正しく伝わりやすいような工夫がされ、様々な思いが詰め込まれているのだと
思いました。ホームページも見やすく、活発がすごく、ブログなどの情報がよく更新
されているので、伝えたいという思いが表れていると感じました。
ウエルカムクラブの部屋はリラックスして、予防を受けられるような間接照明や小物
オブジェ、雰囲気からこだわれているのだと思いました。
歯科医院に来るのが怖いと思っている人、次も来たいと思う人が増えそうな工夫が
されているのだと思いました。
歯科衛生士さんが働きやすい環境を作っていて、院長の思いの強さが様々な形を
作っていっているのだと感じました。

■Vol.8  カムカムクラブ

・小さい子供の患者様にも、歯の健康のため、楽しく通って頂きたい。
その思いが院内のいたる所に溢れていると感じました。
お子様専用のチェアーや診療後はガチャガチャを回せるなど、歯科が
楽しい場所と思える工夫もなされており、カムカムフェスタでは遊びを
通じて、歯の大切さを伝えるイベントも開催されているから、ヨリタには
多くのお子様が通われているのだと思います。
また、独自のキャラクターを作り、子供でもわかりやすい内容の冊子も
用意されているので、自分がどういった治療を受けているか知ることが
出来ると思います。
コロナも落ち着き、イベントも再び出来るようになり始めたら、私も
積極的に歯の健康について、伝えられるよう頑張りたいと思います。

・私は今まで、虫歯に一度もなったことがありません。
元々歯が強いこともありますが、小さい頃から定期的に歯科医院に
通い、虫歯予防をしていたからだと思います。
私は当時は歯科医院が嫌で泣いていましたが、今となっては歯科医院に
連れて行ってくれた親や、磨き方を教えてくれ、虫歯予防をしてくれた
歯科医院にとても有難く思っています。
6月からカムカムの患者様を担当します。歯の形態や歯列などは個人差が
大きく、磨きやすい・磨きにくいがありますが、患者様に寄り添い
より良い方法で指導できるように、スキルを磨いていきたいと思いました。
子供たちを笑顔にして、また通いたいと思って頂けるように頑張って
いきたいと思いました。

・ワクワク楽しい歯科医院というコンセプトに、子供たちも笑顔になれる
という事は、とても重要な事のように感じます、
例え、予防であっても「歯医者」というワードを聞くだけで行きたくないと
感じてしまう子も多くいると思います。
しかし、一般の方と同じチェアーや壁ではなく、お子様使用にして
可愛らしいキャラクターや落ち着ける色であるグリーンをイメージカラーに
する、ガチャガチャを置くなどすることで、怖いイメージがなく、楽しい
ものへ変わると思います。
実際に、笑顔で診療室の方へ行き、笑顔で出て来る子供たちを何度か
目にしたことがあります。
子供までもが笑顔で、自らの意思で通える医院。
まさにワクワク楽しいにピッタリだと思いました。
また、カムカムフェスタといったイベントも、写真を見ると子供たちが
本当に楽しそうで、沢山子供たちのことを考えられて作り上げられている
イベントなのだろうというのが、強く伝わってきました。

・私の子どもも、カムカムクラブのメンバーの一人ですが、本当に
歯医者に行くのを楽しみにしています。
歯みがき粉の味や、もらえる歯ブラシの色を選べたり、ご褒美にガチャガチャを
させてもらえることから、遊びに行くような感覚みたいです。
また、コロナ禍で中止されていたカムカムフェスタも、今年から復活するという
ことで、地域の子どもたちが歯医者、つまり病院に行くというハードルがグンと
下がり、親子で予防について学べる絶好のイベントであると思いました。
寄田先生の予防に対する熱い思い、小児の患者様目線で設計された、ワクワク
楽しいカムカムルーム、私もヨリタの一員になった事で、予防の大切さを
もっと広げていきたいと思いますし、ニコニコ笑顔で来てくれるお子さんが
もっと増えたら良いなと思います。

<新人研修は、まだまだ続く   寄田 幸司>

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