院長ブログ

[’22/5/17] 新人研修⑩ -ドリーム通信読み合わせ『新人研修』 -

本日も引き続き、『ドリーム通信読み合わせ研修』

 

毎回レポートを提出して頂いておりますが、今回も私の元に
びっしりと書かれた沢山のレポートが届きました。


そのうちの提出して頂いたレポートの、
Vol.29 新人研修は、下記のとおり。

 

■Vol.29 新人研修

 

毎年多くの、新人スタッフ(Drも含む)が入職されます
そして入職後3ヶ月は、新人研修が行われます。

必要なのは、研修マニュアルとカリキュラム。
この2つがないと、スムーズに研修が進むことはありません。
言った言わない、教えた教えてない、何故研修が終わっているはずなのに出来ないの。

そんな、チグハグなことになります。
高い志と希望を持った新人メンバー達が、戸惑い、自信ををなくし、
こんなはずでは、ということになりかねません。

そのため細かいマニュアルと、具体的な項目と担当者、
そして、日付けをいれたカリキュラムが必要です。
私が作ったドクターマニュアルだけでも、かなりの量になっています。

しかし、これだけでは、仕事が作業になってしまいます。
業務としてやらないといけないので、やる、憶える、ただそれだけになります。
そのため、私が新人担当教育者にお願いしたこと。

まずは、マインドを伝えること。
そう、理念や考え、私たちのあるべき姿を明確にし、
そして、自分の言葉として伝えてほしいと思います。

マニュアルのように、理念や考えをペーパーにして配っても、全く意味がありません。
心に響くことは、ありません。

何故このような医院が出来たのか、何故カウンセリングを重視しているのか、
何故予防ベースの医院なのか、何故メンバーが夢を持ち続けているのか。

トップの思いを、熱く語り続けて頂きたいと思います。
そうすることで、マニュアルに書かれている言葉一つ一つが、心に響くことでしょう。

スタッフ研修の目的とは、
「ここに勤務して、良かった」
「私の選択は、間違ってなかった」
「ここの医院なら、私の持てる能力を全て発揮することが出来る」
「この人たちとなら、楽しく仕事が出来る、自分が成長出来る」

新人スタッフに、そう思って頂けることが大切です。
人が成長する環境づくりを、一番に考えてほしいと、幹部ミーティングでお願いしました。

新人研修は3ヶ月、ドクターは6ヶ月を予定しています。
新しい人との出会いは、いつもワクワクします。
直接私がすることは、限られています。
しかし、私が出来ることは全てやりきります。

思いを形にする私たちらしい新人スタッフ研修、これからも続けていきます。

 

以下は、新人メンバーのレポートの一部です。
興味がある方は、是非お読み下さいね。

 

【ドリーム通信読み合わせ】

○Vol.29 新人研修

・私はヨリタ歯科に入職したいと思ったきっかけでもあるのが
整った新人研修制度があることです。
他の医院では、こんなにも丁寧に教えて頂ける機会は、なかなかないと思います。
歯科衛生士の友人に、仕事はどうかなどの話をしたりしますが、印象やスケーリングで
数回やってるのを見てもらって、「はい、じゃあ次から患者さん持ってやっていってね」
という感じで、丸投げされる話を聞いて、驚きました。
その面に関して、ヨリタ歯科では診療中に新人研修があり、その後、テストに合格したら
患者様に行っていくというシステムに患者様にとっても、その方が安心できるし
自分も自信を持つことが出来るので、整った新人研修に日々感謝しています。

・実習で、2ヶ月間学ばせて頂いた時、今の2年目の先輩方が新人研修を受けられていた
のを見たり、先輩からお話を聞いたりして、新人研修がしっかり整っていて
成長出来る環境でとても良いなと思い、入職を決めた理由の一つになっています。
入職して1ヶ月半が経ち、覚えることや日々の課題で、多忙な1日1日を過ごしていますが
先輩スタッフの皆様からの熱いご指導のおかげで、日々成長でき、感謝しております。
このような恵まれた環境の中、これからも成長し続け、次の後輩に継承出来るよう
努めていきたいと思います。

・私が就職する医院に求めていたことのひとつが、新人研修があり、しっかりとした
制度で行われているかでした。
就活フェスで、説明を聞いてとても充実した研修制度で、「ここでなら成長することが
できる」と思い、ヨリタ歯科に就職しようと決めました。
実際に研修が始まり、覚えること、やらなければいけないことが多く、とても大変ですが
先輩方が丁寧に教えて下さったり、昼休みや夜診療が終わってからも、残って練習に
付き合ってくださり、アドバイスをしてくださるので、とても感謝しています。
衛生士の友人と話すと、ヨリタの研修制度はとても恵まれているなと感じるので
当たり前だと思わず、日々感謝し、1つずつSTEP UP出来るように、努力していきたいと
思います。

・新人スタッフの研修では、毎日衛生士業務のことについて、診療中、時間を取って
先輩衛生士さんが詳しく教えてくださいます。
他の医院では、入職してすぐからスケーリングやSRPをしている人もいて、あまり
分かっていない人にやられる患者さんも、出来てるのかな?と思いながらやっている
自分も嫌だと衛生士の友達が言っていて、ヨリタでとありえないことだと思いました。
テストに受かると、患者様に施術できるという制度なので、いきなりやるよりも
自信を持ち、行うことが出来ます。
時間が確保された研修があるという環境に感謝し、これからも頑張りたいです。

・友人の歯科衛生士と話をすると、新人研修も咳程の年間目標・月間目標を決める
こともないと言っていました。
私達は3年おしくは4年間、養成校に通って、試験を受けたとは言え、まだまだ知識が
たくさんあるわけでも、優れた技術があるわけでもありません。
入職して、1ヶ月半ほどは毎日ルールブックなどの読み合わせがあったり、様々な
研修やテストがあります。
教育担当の方々も、私たちの技量に合わせて、テストの時期を考えて下さったり
診療後やアポイントをあけて、練習に付き合ってくださったり、研修のカリキュラムも
組んでくださっています。
友人たちからは大変そうだね、覚えることも出来るようにならないといけないことが
たくさんあるね、とよく言われますが、今までこれからの研修が全て当たり前に
受けられるものではなく、皆さんのご厚意によって、成り立っていると改めて
自覚し、感謝の気持ちを忘れずにいたいです。

・私がヨリタ歯科に入社を決めた理由の1つは、研修制度が充実していると
伺ったからです。今までアルバイトをしていた歯科医院や、実習でお世話になった
歯科医院では、見て覚える事が多く、「はい、やってみて」とパスされることが
ほとんどでした。これだと私自身はもちろん不安ですし、患者さんも不安な気持ちに
なると思っていたので、研修制度が充実している所が良いと、強く思っていました。
実際ヨリタ歯科に入社してみると、最初の頃は、アシストのアシストがきちんと
ついて下さっていたり、診療時間内に項目ごとに毎日研修して下さったり、
練習に付き合って下さったりと、とても手厚いフォローを頂いているなと、日々
感じています。私の目標は、1年でほぼ一通りのことが出来るようになることなので
1つ1つの研修を大切に、沢山のことを吸収していきたいです。

・ヨリタ歯科に入職して、現在も新人研修が続いていますが、始めはまず、
研修マニュアルや資料の多さにとても驚きました。
ただ、量が多いというわけではなく、各項目ごとに詳しくカラフルに描かれた物や
PowerPointを用いての研修、普通の歯科医院で行うことは珍しいマナーズ研修
といった資料を、渡して終わりではないものばかりだったことが印象的でした。
また、ルールブックやドリーム通信の読み合わせで、毎朝1時間、先輩スタッフが
時間を取って下さっていることも、とても感謝の気持ちでいっぱいです。
全てのスタッフの方で、共通していることは、各自の考えやあるべき姿を
必ずお話して下さったことです。
このようなスタッフの皆さんが、同じ夢を持って働いていることもとても素敵だなと
感じています。

・今までマニュアルの有無について、重要視したことはあまりなかったのですが
研修後、独り立ちしていかなければならない身分になった今、その大切さを
実感しています。経験が圧倒的に足りていないので、細かく記載されたマニュアルを
ちゃんと読めば、私達のような新人であっても、ある程度のことは対応できる
ようになっているので、非常に心強く感じています。
その他、新人研修中のカリキュラムにおいても、ヨリタ歯科で働く際の基盤となる
理念や考えを教わる時間が多く割かれており、何故そうしているのか
何故夢を持ち続けているのかなど、「何故」に焦点を置いていることで、理解が
深まります。そのための治療時の患者様への対応においても、非常に洗練された
ものになってくるのだと思いますし、ひいては治療の質の向上になると、日々考えて
おります。人が成長出来る環境を、最大限有効活用できるよう、努力します。

 

皆さん、今回もとても良いレポートを書いて頂きました。

毎回レポートを拝見する度、医院理念や私の思い先輩スタッフの思い
感じ、理解し、共感してくれているなと、強く感じます。

本当に、有難いこと。
そして、こんな短期間に『ヨリタらしい』人になってくれたこと
新人メンバーの成長の早さに、感動しました。

 

今回のドリーム通信読み合わせのテーマは、『新人研修』

ヨリタ歯科クリニックの新人研修は、しっかりと時間をかけて
医療人として、社会人として一人一人が確実に成長出来るよう
項目ごとに詳しく記載されたマニュアル
座学研修
診療研修
マナー講座
など、様々な研修が用意されています。

それらは、何一つ無駄がないもの
何故なら、全て、ヨリタ歯科クリニックで働く上で大切なものだからです。

マニュアルは、診療内容を詳しく記載されたもので、全ページフルカラー
沢山の写真つきで、その手順通りにすれば、誰もが間違いなく出来るもの
学べるもの
となっています。

また、マニュアルは冊子ではなく、大型ファイルに各項目ごとに分けており
取り出して折りたためばA5サイズの小さな冊子になるという、優れモノ。

そう、マニュアルが、制服のポケットに入れられるサイズになります。
学ぶ項目ごとに取り外し、折りたたんで小冊子に出来、診療研修中も
先輩メンバーから学びつつ、同時にマニュアルも片手で確認出来るという
新人メンバーにとって、チョット便利なツールに変身。

そこに、ヨリタらしい気配りが施されています。

他にも、座学研修にも力を注いでいるのも、
ヨリタ歯科の新人研修の特徴の一つです。

座学研修は、入社から約2ヶ月かけて、1日1時間、時間を作り
新人メンバーの皆さんに、日々学んで頂いています。

私達が日々大切にしている、ヨリタ歯科の信条『アワクレド』
私の45項目に分けた熱い思いを執筆した『ドリーム通信』
ヨリタ歯科で働く上での基本的なルールを記載した『ルールブック』

これらを1項目ずつ、音読して頂いた後、各自思ったこと、考えたことを
10分くらい時間を設けて感想レポートを書いて頂きます。

学び、そして自分で考え、思いを書き出す時間を設けることは
今後、ヨリタ歯科で働く上で、様々な場面で力を発揮出来ることに
繋がっていきます。

ここまでご紹介したように、ヨリタ歯科の新人研修は
きっちり時間をかけている分、課題や覚えないといけない内容も多いでしょう。
もしかしたら、人知れず焦っている新人メンバーもいるかもしれません。

しかし、ヨリタ歯科クリニックでは、新人メンバーの一人一人に、
親身になって付きっきりで、アドバイスしてくれる沢山の先輩スタッフ
いてくれます。

課題レポート提出のチェックにしても、座学研修にしても、
診療内の研修にしても、そこには必ずヨリタ歯科の先輩スタッフが、
新人メンバーの為に、時間を取って動いてくれています。

新人メンバーの困っている姿を見かけたら、必ず誰かが声を掛けてくれます。
新人教育担当ではないスタッフも、必ず新人メンバーをサポートしています。

そう、ヨリタ歯科クリニックの新人研修は、
メンバー全員が、そして医院全体が協力し、支え、励まし合いながら
行っています。

ここまで、思いやりのある、新人研修はあまりないのではないでしょうか。
これこそ、思いを形にする、リタ歯科らしい新人研修だと、
自信を持って断言出来ます。

新人メンバーの皆さんに
「ここで働けて良かった」
「ここで働けて、楽しい」
「ここにいる人達と一緒に、ずっと仕事をしていきたい」
「ここなら、確実に成長していくことが出来る」

そんな風に感じ、思って頂けるよう、
私らしい、思いを形にする、実りある新人研修
これからも続けてまいります。

 

<新人研修は、まだまだ続く   寄田 幸司>

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