今週も引き続き、『ドリーム通信読み合わせ研修』。
毎回レポートを提出して頂いておりますが、今回も私の元に
びっしりと書かれた沢山のレポートが届きました。
そのうちの提出して頂いたレポートの、
Vol.21 キャッチフレーズは、下記のとおり。
■Vol.21 キャッチフレーズ
ロゴマークにはさりげない、しかし端的に私たちの思いを表した言葉、
つまり、キャッチフレーズが必要です。
医院を改革するに当たり、まずは私たちが目指す、理想の歯科医院を明確にしました。
すなわち、「3つの理想の歯科医院」です。
感謝の言葉があふれる、歯科医院
感動を与え続ける、歯科医院
ワクワク楽しい、歯科医院
2001年2月初旬の土曜日、午前の診療が終わった後のお昼休み。
私はメンバー全員を集め、私たちの理想の歯科医院像を熱く語りました。
2~3年後の、私たちの医院のあるべき姿を語ったのです。
その直後のメンバーの反応は・・・。
「早く、夢から覚めて下さい」
「変な勉強会ばかり、行かないで下さい」
「もっと、足元を見つめて下さい」
「これ以上忙しくなるなんて、耐えられません」
誰一人として、賛同してくれるメンバーはいませんでした。
現実の厳しさに直面しました。やはり夢は儚いものか、と思いました。
そして実際、メンバーの半数が退職。
また、誰もいなくなるかも。過去の思い出したくない経過が、甦りました。
しかし、今回私はひるみませんでした。
残ってくれたメンバーと共に、夢を実現する。
この人たちのためにも、必ず形にすると強く誓いました。
そして、ワクワク楽しい歯科医院への思いを、ホームページや小冊子に書き続けました。
その結果、共感して頂いた新たなメンバーに出会えたのです。
「こんな医院なら、是非働きたい」
「こんな医院を、探していました」
というメンバーに出会えることが、出来るようになりました。
退職したメンバーがいたから、新たなメンバーを採用することが出来たのです。
今思えば、残って頂いたメンバーに感謝、去って頂いたメンバーにも感謝です。
あの時分かりやすいキャッチコピー、心に響くキャッチコピー、
一度聞くと忘れられないキャッチコピーがあったからこそ、思いを形にすることが出来ました。
そして、「3つの理想の歯科医院」についてはことあることに、メンバーの前でお話しています。
自分自身に、言い聞かせるように。
そして2012年12月、新生ヨリタ歯科クリニックは、
人に優しい 人が輝く歯科医院へと、大きくシフトしました。
感動感謝、そしてワクワク楽しい歯科医院作りは本当に奥が深い
しかしいつの日か、メンバーと共に実現したいと思っています。
そのためにも、一つずつ思いを形にしていきます。
思いがこもったキャッチフレーズなら、思いを形に出来ます。
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以下は、新人メンバーのレポートの一部です。
興味がある方は、是非お読み下さいね。
【ドリーム通信読み合わせ】
○Vol.21 キャッチフレーズ
・感謝の言葉があふれる、歯科医院、感動を与え続ける、歯科医院、ワクワク楽しい、歯科医院
この3つのキャッチフレーズは、治療というより、患者様とのコミュニケーションなどを
大切にされているヨリタ歯科だからこそ、掲げられているものだと感じました。
この3つのキャッチフレーズは、他の歯科ではないようなもので、院長が人の関わりを
大切にしているのが強く伝わりました。
「感動、感謝、ワクワク楽しい」は、患者様だけでなく、スタッフも感じて欲しいと思い
作られたと思うので、感謝の気持ちを忘れず、これから色々なことがあると思いますが
楽しむことも忘れないようにしようと思います。
・院長が想い描く、3つの歯科医院は、まさに私が働きたい、通いたいと思っている
医院です。昨年、2ヶ月間実習でお世話になった時に、他の医院よりも規模も大きく
異なり、忙しい日々を送っていましたが、実習でお世話になったどの医院よりも
ワクワク楽しく、とてもやりがいを持てたことが忘れられず、実習生の頃から入職を
しようと決意しました。
それは、院長が諦めずに思いを形にされて、大切に築き上げられたこそ
今のヨリタ歯科があることに、日々感謝して努めていきたいと思います。
・アワクレドでも何度も聞いていますが、「3つの理想の歯科医院」として
理想の歯科医院と明確にされ、目指したとのことですが、最初は皆に受け入れられなかった
と聞き、今では大きな歯科医院になっているヨリタ歯科も、そんな時期があったのだなと
驚きました。
各々目指すものが異なれば、人生のそれぞれのステージにおいて、周囲の人の顔ぶれも
変わってくると思います。
ヨリタ歯科クリニックの改革においても、スタッフの半数が退職されたとありますが
その分、信念を同じとする方々が残り、一見悪いように見えますが、ヨリタ歯科の理想が
現実に近づいたのかなと思いました。
人生万事塞翁が馬という言葉もありますし、「残って頂いたメンバーに感謝、
去って頂いたメンバーに感謝」という言葉が、非常に心に残りました。
また、人に優しい、人が輝く歯科医院を、メンバー共に実現したいとおっしゃっており
まだこれも過程なのかと驚くとともに、尊敬しました。
・ヨリタ歯科に入職してから、たくさん朝礼で目にしたり、耳に入ってくる
キャッチフレーズが、長年目指し続けている院長の理想の歯科医院像であることを
このドリーム通信で知りました。
半数のメンバーが退職しても、揺るぎない想いだったからこそ、今の感謝の言葉が
あふれるヨリタ歯科があるのだと、感じました。
実際に働いてから、スタッフ間同士、また患者様からの「ありがとう」の
言葉が溢れていて、私も感謝の気持ちを忘れず、丁寧な仕事をしようと
背筋が伸びる想いです。
私も自分自身、目標を持って、このヨリタ歯科で精一杯頑張ろうと思います。
・社会人になると感謝されたり、褒められたりすることはとても減ってしまう
イメージがあり、キャッチフレーズのようにワクワク楽しいという気持ちで
働くなんて本当に出来るのかなと、半信半疑な部分がありました。
ヨリタ歯科で働いてみて、今は研修中なので、覚えることも多く、休憩時間も
練習にあてたりと正直しんどいことも多々ありますが、何かする度に
「ありがとう」と感謝の言葉をかけて頂けたり、些細な成長でも先輩が
褒めて下さったりと、モチベーションに繋がる言葉をかけて下さることも多く
全員がキャッチフレーズにある、理想の歯科医院を意識しているからこそ
今の環境があるのだなと思いました。
恵まれた環境で働かせて頂いていることに感謝するとともに、患者様にも
ワクワク楽しいと思って頂けるよう、努力していきたいと思います。
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皆さん、今回もとても良いレポートを書いて頂きました。
本当に、有難いです。
今回の読み合わせのテーマは、『キャッチフレーズ』
私達が目指す、理想の歯科医院は
「3つの理想の歯科医院」です。
・感謝の言葉があふれる、歯科医院
・感動を与え続ける、歯科医院
・ワクワク楽しい、歯科医院
この3つを掲げ、キャッチフレーズ、もとい医院理念とし、
ここまでやってきました。
当時は、賛同してくれるメンバーは半数しかおらず
あとの半数は退職してしまった、苦い思い出もあります。
しかし、諦めず、賛同してくれたメンバーと共に
この3つの理想の歯科医院を目指して、走り続けてきました。
そして、今のヨリタ歯科クリニックがあります。
明確な医院理念、医院の文化が確立したのも、
このキャッチフレーズのおかげだと言っても、過言ではありません。
諦めず、メンバーと共に、この3つの理想の歯科医院を目指したからこそ
そして、メンバーだけでなく、患者様にも共感と賛同を得たからこそ
私が次に理想とする、現在のヨリタ歯科が目指すキャッチフレーズ
「人に優しい、人が輝くヨリタ歯科クリニック」
になれたと、強く思います。
新人メンバーのレポートを読んで、皆さんが私の思いに賛同してくれたことも
こんなに嬉しいことはありません。
思いがこもった、キャッチフレーズ。
思いを形に出来るもの、これからも創り出し、
実現していけたらと、心から願っています。
<新人研修は、まだまだ続く 寄田 幸司>