[’05/10/26]心に響く2枚のFAX
25~26日にかけて、セミナー参加のため東京に宿泊。 この間2枚の感動のFAXを受け取りました。
1枚目は先に述べたように、愛と感動のレストラン「カシータ」から送られたものです。
もう一つのFAXはヨリタ歯科クリニックから送られてきたものでした。
実は東京出張の前日、私たちの医院に就職希望の衛生士さんの見学、一次面接を行っていました。 彼女は履歴書から、もうすでにかなりのキャリアの持ち主でした。 そして、私たちのホームページを見て、是非見学、
面接をしてほしいという方でした。
まず、電話を受けた主任の感想。
「言葉使い、声の明るさ、トーン、素晴らしいです。」
そして、当日の面接を行ったチーフ衛生士の感想。
「話し方、人と接する態度、患者様をおもてなしする気持ち、申し分ありません。」
私はいつものように診療中忙しく、ほとんどお話出来ませんでした。
基本的にメンバーの求人採用は、全て担当者にお任せしています。しかし、今回は担当者から
是非「お話して下さい」とのこと。昼休みも来客などで慌ただしい中、お話させて頂きました。
そして、来週二次面接をさせて頂くことを、その席で決めました。
その状況で、次の日、今まで私が体験することのない感動をすることになりました。東京のセミナーの合間、私は医院に電話を入れました。 すると、一通の速達が届いているとのこと。
私とメンバー宛なので、開封するように指示。
それは前日の就職希望者の方からのものでした。
その内容を読んだメンバーから「内容が素晴らしいので、まずホテルにFAXしておきます。」とのこと。
ホテルに届いた手紙に心から感動しました。
そして、ここで働きたい、と強く希望して頂いたことに感謝しました。
カシータセミナーで、高橋滋さんはこのように話していました。
私は1泊40万円のスイートルームに宿泊することもあります。 部屋の広さ、調度品、窓からの眺望、
もちろん申し分ありません。 しかし、ベッドサイドのランプを消した瞬間、あたりは闇に消え、
何も見えなくなります。
40万円のスイートルームでも、1万円のシングルルームでも、何も変わらなくなります。
ハードでの満足では、目を閉じて眠ってしまえばそれまでです。
しかし、今日一日、ホテルの多くのスタッフの、心からの最高のもてなしと、満面の笑顔に出会えた後なら、どうでしょうか。
たとえ、部屋中の照明を全てオフにして目を閉じても、スタッフ一人一人の笑顔が浮かび、再び感動が蘇えることでしょう。思わず涙あふれることもあるかもしれません。 そんなホスピタリティーあふれる接客、是非体験して下さい。
私はホテルの一室で、ほんの少し前心打たれたこのスピーチが思い出されました。 届けられたこの2枚のFAXは私の想像を超えたものでした。そしてたとえ目を閉じても、その感動は心に響き続けました。
この日は、決して忘れることの出来ない一日になりました。
素晴らしいメッセージに感謝の気持ちでいっぱいの 寄田幸司