院長ブログ

[’07/10/24] 成功する歯科医師とは

最近、若い歯科医師の皆様やセミナーの中で、
成功する歯科医師になるため大切なことは
という、質問を受けることがあります。

私の答えは明確
メンバー(スタッフ)に愛される(支持される)歯科医師になること。
しかも圧倒的に。

もしあなたが、勤務医であるなら、同じ職場で働いているメンバー(衛生士、アシスタント、受付)から、
圧倒的に支持される存在になること。
すなわち、「この先生はスゴイ」。
「この先生は将来開業しても間違いなく成功するであろう」、
という確信を得ることが出来れば、
あなたは「間違いなくどこでも成功しますよ」と、私はあなたに断言出来ます。

勤務医のあなたのことを一番よく知っているのは、実は患者様ではなく、
もちろん上司である院長でもありません。

いつもあなたの一番近くにいる
そして一番長くいるメンバーの皆様です。

私たちの医院を例にとって、お話してみましょう。
過去、私たちの医院には、スーパードクター(いわゆるヨリタ歯科クリニック四天王)
といわれた4人のドクターがいました。

現在、箕面市で開業している吉田真一郎先生
大阪市で開業している永井美也子先生
奈良市で開業している大林茂樹先生
そして山口で勤務医をしている吹田先生です。


この四先生とも、タイプは全く違いますが、
メンバーからは圧倒的に支持されていました。
院長である私以上に、メンバーにも近く
またメンバーのことを深く知り
メンバーのことを真剣に考えて愛していました。

だからこそ、一人立ちし院長になっても
短期間に成功を収めているのです。
今の彼等の業績に、私は全く驚くことはありません。

それどころか、今はまだまだ始まったばかり
これからが彼等の真の実力が出ると
確信しております。

それではここで、なぜメンバーの評価が
勤務医の成功の指標
となるか。
詳しくお話したいと思います。

私たちの医院には、多くのメンバーがいます。

衛生士、健康プロモーター、スマイルクリエーターなどです。
彼女たちは、その道のスペシャリスト
プロ意識を持ち、日々仕事をしています。

そして彼女たちの周りには、高い志を持った、若いドクターたちが多数、今もいます。
そのドクターたちの、治療方針・診断・内容、術後の経過、そして患者様へのコミュニケーションの取り方、
クレーム対応、接客など、ちくいち身近にみています。

一般的は医院であれば、ドクターが一人(院長)、
そして、衛生士、アシスタントが2~3名です。

院長の治療方針・診療レベルなどは、他と比べようもありません。
その方針に従うだけでしょう。

しかし、彼女たちは、複数のドクターを同時に見ています。
ということは、いつも、誰かと比べているのです。

支台歯形成、TEKや補綴物の精度
歯周治療への取組み、
患者様への対応。

さらにメンバーへの気配り
サポート出来る能力などです。

新人ドクターなら、たった1日
その評価を下します。
いわゆる、第一印象(フィーリング)です。しかもその評価は、驚くほどに、正確なのです。
言い換えれば、たった1日アシスタントにつくだけで、
人を見抜く能力が彼女たちには備わっている
見る人が見れば、わかるのです。

これは、大変重要なことなのですが、
勤務医の今までの視点からは、
あまり気付いていないことなのです。

成功する歯科医師になるためには、勤務医の時から
メンバーに認められた存在になることが求められます。

<メンバーから尊敬の念を抱かれたい 寄田幸司

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