[’07/11/1] 最先端治療インプラント
㈱ルナ・メディカル新聞社が、毎月第一木曜日発行している、
健康と未来を見守る情報誌「るなネット」vol.61号が2007年10月4日に出ました。
(配布地域は、奈良市、生駒市、京都府木津川市、京都府相楽郡)
その中で今回は、最先端治療「インプラント」というタイトルで、
先日取材を受けたものが、記事になりました。
その内容を紹介します。
インプラント治療とは
歯科においてインプラント治療とは、簡単に言うと、 虫歯や歯周病、外傷等によって歯を失った方の顎の骨に人工歯根を埋め込み、 人工歯根に現在多く使われている素材は、純チタンかチタン合金で出来ており、 インプラントは基本的に骨と密着させてつくるので、 スウェーデンのブローネマルク博士によって開発され、 「一生持ちますか?」とよく聞かれるのですが、例えば30歳くらいの方が 以前は粗悪なものやインプラントの当初の問題として予後の悪いものもありましたが、 インプラントをするのに年齢的な制限はありませんし、 「入れ歯」をすることになったご高齢の方が、 インプラントのメリット 利点は何と言っても、自分の歯と同じ感覚でものが噛めるということでしょう。 これは、失われた歯の両隣の歯を削り、連結させた冠を被せて また、冠を被せる厚みの分、健康な歯であっても インプラントの場合は、欠歯の部分の顎の骨を利用して治療するので、 また、インプラント治療によってつくられた歯は虫歯になる可能性もないのです。 インプラントのデメリットとしてあげられるのは、 手術の内容によって多少異なりますが、 しかしながら、これを高いと見るか安いと見るかは個人の価値観の問題です。 そのように考えると、1本40万円か50万円で歯が生えるとなれば 例えば、被せ物をした場合、平均して7年くらいでやりかえたりする必要が出てきます。 インプラントを埋め込んだ部分が感染すると、 また、インプラントを埋め込む方向によって、 インプラントはついているけれども、唇の感覚が戻らないというような だからこそ、正確な診査・診断が大事なんです。 治療法 インプラント治療には一回法と二回法があります。 一回法の場合は、ネジ山が歯茎から出ているため感染する恐れがあること、 ただ、医師の手技や考え方によって一回法で行われる場合もあります。 原則的に、一般の歯科医院の外来で日帰りの局所麻酔で対応できる 基本的には骨の中に埋め込んでいるので、その間もそこに入れ歯を インプラントが絶対最良の方法だというわけではなく、 ただ、ものを美味しく食べられるという点では、やはりインプラントが勝ることは事実で、 今はまだ数は少ないですが、歯科用のCTも登場していますから、 大きな病院の口腔外科には設置しているところがありますから、 目安として、年間、100件以上をこなしている所なら安心して良いと思います。 |
知っているようで、意外に知られていない。
もしくは、間違って伝わっていることも多くあります。
その中で、最新の、そして正しい知識をお伝えすることも大切であると
日々の診療の中で痛感しております。
これからも、健康情報を発信し続けてまいります。
? <インプラントがあなたの常識を変える 寄田 幸司>