Vol.196 2014 ワクワク楽しい経営日記パート17 ~私たちのあるべき姿 その⑫ スマイルクリエーターのレベルアップへの取り組み~
今回も、全メンバー役職ごとに答えて頂きました。
■質問7
「スマイルクリエーターのさらなるレベルアップのために取り組まれている
ことは何でしょう」
スマイルクリエーター(受付)は医院の顔、言葉遣いや、立ち居振る舞い、
電話対応を見て医院が判断されるため、常にレベルアップに努めています。
■ 1つめは、LASH勉強会。
パートナー医院の全スマイルクリエーターが集まり、
スマイルクリエーターに必要な、知識や、情報を共有しています。
常に、患者様の要求が変わるため、
普段から機敏な対応力を身に付ける必要があります。
■2つめは、マナーズ研修。
半年に一回、マナー講師の先生を招き、マナーズ研修を開催しています。
普段身についているつもりの言葉遣いや、立ち居振る舞いも、指導を受けると
出来ていないことばかり。そのため、常にPDCAサイクルを用いて改善し、
レベルの維持と向上を図っています。
■3つめは、外部セミナー参加。
院内勉強会だけでなく、院外研修会に参加してもらいます。
ヨリタ歯科クリニックが求めるレベルは、ホテルのフロントのような対応。
そして、ヨリタ歯科クリニックらしいおもてなし。
歯科セミナーでは、他の医院さんと触れ合い、
一緒に勉強することで良い刺激と影響を受けることができます。
医院に持ち帰り、何ができるか自分自身で考えてもらうことも大事です。
また、優秀な一般企業を見学し、
意見交換できるセミナーにも積極的に参加して頂きます。
これらを通じ、歯科業界で必要なもの、当り前だと思っていたことが当り前ではなく、
恵まれている事など、知ることが出来ます。
客観的な目線で、今の職場について考える機会を得ることができます。
歯科医療を通して、社会貢献するため、
自分は今何ができるのかと考えるようになります。
改善意識が芽生えます。
また、このようなセミナーに参加することで、
ヒューマンスキルが磨かれ、皆が自己成長していきます。
外部セミナー参加への投資は、計り知れない効果があります。
ということで以下は、どんな時でも笑顔を絶やさない
スマイルクリエーターのメンバーからの解答の抜粋です。
●大森先生のマナーズ研修で言葉づかい、女性としての在り方を
学んでいます。2か月に一度のスマイルクリエーターの勉強会
LASHでは、自らで学びたいことを調べて発表し合っています。
自分たちで作る勉強会は、楽しく学ぶことができます。
コミュニケーションは、日々患者様との対応で学ぶことも多くあります。
どんな時でも、臨機応変に対応出来るように、心がけています。
今後は、コミュニケーション能力向上セミナー
(心理学も踏まえたもの)に行ってみたいと、考えています。
また保険の仕組みや医療制度なども、全て理解できるよう学んでいきたいです。
スマイルクリエーターの仕事は、正直過酷です。
何故なら、待合室は人でいつも混雑しているから。
秒刻みの受付対応の中で、いつも笑顔を絶やさず、
心からのおもてなしが出来ていること、いつも関心しています。
とはいっても、医院の受付募集にしても、ホテルのフロント経験者のように
経験豊かな受付スタッフが応募する事は、皆無。
また、一般の受付と違い、治療内容や各種保険内容が理解出来なければ、
十分な対応や、説明が出来ません。
はなやかという安易な気持ちで入職されると、そのギャップに
打ちのめされることも、多々あります。
そのため、丁寧で心の込った新人研修が欠かせません。
思いやりと優しさ、そして少しの忍耐があれば、誰でも成長していくもの。
この気持ちを忘れることなく、クオリティを維持するため、
これからも愛情いっぱいの研鑚を続けてまいります。
―――― 今回の学び ――――
ワクワク楽しい歯科医院には、向上心豊かなスマイルクリエーターがたくさんいます。