Vol.195 2014 ワクワク楽しい経営日記パート16 ~私たちのあるべき姿 その⑪ 衛生士のレベルアップへの取り組み~
今回も、全メンバー役職ごとに答えて頂きました。
■質問6
「衛生士のさらなるレベルアップのために取り組まれている
ことは何でしょう」
ヨリタ歯科クリニックは、夢と希望あふれるワクワク楽しい歯科医院。
健康な人が、健康であり働けるため、
定期的に私たちの医院を訪れる患者様が多数お見えになります。
その数1日約60名、1ヶ月で約1500名。
その人たちの、お口の健康管理を行うのが衛生士です。
衛生士は主役、そうヨリタ歯科クリニックを舞台として活躍するメインキャストです。
その数16名、彼女たちは入職時3ヶ月間、新人研修を受けます。
研修終了試験合格後、正社員として入社。
その後も院内外研修を通じ、日々研鑚に励みます。
役職別の中では、一番充実した研修制度があります。
そのため、全員がある一定以上のスキルと知識を身につけています。
だからこそ、これだけ多くの患者様から高い評価を得ているのだと思います。
新生ヨリタ歯科クリニックの新たなステージでは、彼女たちがより一層輝くため、
ウエルカムサロン(予防サロン)を拡大充実させます。
そして、今は取り入れてない、自費メニューへも積極的に取り組んでまいります。
今後そのための新たな研修制度(資格取得)も、今後確立しています。
これからの彼女たちの益々の活躍、本当に楽しみです。
ということで、以下は歯科医師と連携し、質の高い医療を患者様に提供し
続けてくれる衛生士のメンバーからの、解答の抜粋です。
・新人衛生士研修
入社1年目の衛生士を対象に、衛生士業務の基礎的なことから臨床に
即したものまで、先輩衛生士がヨリタ歯科クリニックオリジナル
衛生士マニュアルで、研修を行っています。
また、自分の中に落とし込むため、レポート提出も頻繁にあります。
・Wish勉強会
ヨリタ歯科クリニックの衛生士だけでなく、パートナー医院の衛生士
約30名が3~4か月に1回集まり、勉強会を開いています。
昨年は、症例発表や、院外セミナーでのフィードバックなど、
自分たちで作りあげていくことを、目標に行ってきました。
また、それと同時にパートナー医院のメンバーとの交流も、大切にして
いきたいと思っています。
・いつか、認定衛生士の資格をとりたい
自分の臨床経験を形に残せるよう、症例をまとめたいと思います。
それが結果として、今後、患者様を診る幅を広げるものと思います。
● 歯科衛生士は、患者様のタイプを見きわめ、その方にあった指導や
治療計画を立てていくことは、衛生士として、やりがいを生みます。
これからも、いろんなタイプの患者様をみさせてもらい、信頼関係を築き、
患者様の健康を、ずっとサポートしていきたいです。
● 患者様とのコミュニケーション、SRPの技術、マネキントレーニング、
勉強会での情報収集などに、力を入れています。
今後、新しい知識を取得し、高齢者には、口腔内だけではなく、全身の
アドバイスができるようになりたいです。
● 患者様の口腔内をより良くしていくため、Drと連携を取れる環境、
これからも、作っていきます。
いかかがでしたか。
衛生士は独立開業することは、出来ません。
診療内容も、予防になると同じことの
繰り返しになることがあります。
マンネリ化すると、仕事が作業になりかねません。
3~5年すると、成長が止まってしまうかも。
それは、衛生士にとっても医院にとっても、良くないこと。
そのため研修制度を今後も、充実させていく必要があります。
新たなステージを、見せる必要があります。
数値目標や売上では、女性はやりがいを感じません。
自分は、認められている、仲間に支えられている、必要とされている。
正当に評価されている、やりがいがある、仕事が楽しい、
いつも患者様から感謝の言葉を頂く……それが大切であると思います。
だからこそ、結婚、出産しても、ヨリタ歯科クリニックを離れることなく、
戻って来てくれるのでしょう。本当に、有難いことです。
―――― 今回の学び ――――
ワクワク楽しい歯科医院には、学習力の高い衛生士がたくさんいます。