Vol.115 2011ワクワク楽しい経営日記パート8 ~優しさ (感動エピソード)~
今回は、人の優しさに触れたお話し。
私は風邪を引くと、まず声がやられてしまいます。
2010年5月29日の今日診療中も、小さな声でしか話せないので、
患者様には誠に申し訳なく思いました。
体の調子がすぐれないと、なんとなく、気分もめいってしまいます。
そんな私を周囲の人が、温かい言葉や態度で支えてくれました。
小声でしか話せない私には、「いえいえ最近、私の耳が遠くなりましたから」と
かばってくれる人。
また、症状が長びく私を見て、早く回復するようにと、
「栄養ドリンク」と「のどスプレー」を、買って来てくれる人。
自己管理が悪いのに、
「私のせいでストレスをかけてしまって、申し訳ありません」と、
まるで自分が悪かったかのように、お声を掛けてくれる人。
たくさんの、プラスの言葉で埋めつくされた、新人研修レポートを提出してくれる人。
知らない間に院長室に、加湿器を置いてくれる人。
そして診療室には、乾燥してのどが渇くので私専用ボトルまで用意してくれました。
私はまるで、天国で仕事をしているよう。
自分のことのように、心配してくれる多くの人が、私の周囲にいることを、
実感することが出来ました。自分が弱い時、人の有難みがしみじみと心に伝わります。
5月21日こんなこともありました。いつも午前中の勤務の衛生士、田村さんが、
朝、笑顔で私のもとに来ました。
手には、お弁当箱を持って。
ビックリした私は、「あれ、今日はお昼からも勤務なんですか。」と。
笑顔いっぱいの田村さん。
そして嬉しそうに開いた、そのお弁当の中身は、得意の裁縫で作った、
おにぎりやエビの天プラ、たまご巻きなど。
まるで本物であるかのよう。
“これが、本当の手作り弁当”ビックリを通り越して、感動でした。
待合室で待っている、カムカムクラブにお越しの子供たちが、
退屈しないように、わざわざ手芸で作ったもの。
さらに田村さんは、手作りクッション(院長用)も、作ってくれました。
最近風邪ぎみで元気がない、(声が出ないので、そう感じる)、
私を気づかって頂いて、作ってくれたもの。
そう、このクッションには、メッセージが書かれているのです。
「わらって せんせい」
本当に、笑ってしまいます。いつも、元気もらいます。
さらにさらに腰痛の患者様にため診療チェアー用クッションも作ってくれました。感謝感動。
メンバー一人一人の優しさと思いやり、私の心と身体にしみ入りました。
誰かが困っていると、そっと手を差しのべる何も言わず、ただ寄りそう。
自分に出来ることはないかと考え、そして行動する。
そんな助け合いの文化がある職場は最高です。
自分は、一人ではない、自分には心から信頼出来る仲間がたくさんいる。
自分は、人に認められている。そんな自己受容感に満ちた医院、これからも作ります。
今日の学び 優しさと思いやりに包まれた職場では、メンバー一人一人が輝きます。