Vol.105 2010ワクワク楽しい経営日記パート22 ~原点回帰~
よく聞かれる質問が、あります。
「モチベーションが下がったり、やる気が無くなったり、逃げ出したいことはありませんか」
私は、強い人間ではありません。
強靭な精神力や、不屈の耐久力、研ぎ澄まされた集中力など、持ち合わせてはいません。
しかし、この人の為に頑張ろう、その人に認められる人になろうと、思い続けることで、
こんな私でも、人にそれなりの評価をされるようになったのです。
この人とは私の両親であったり、家族であったり、メンバーの皆様だったり。
その時の状況で思い浮かぶ顔は変わったとしても、その思いは変わることはありません。
自分のためだけ、私利私欲のためだけなら、ここまでやり続けることはなかったでしょう。
「今まで歩んできた中で、多くの人の助けや支えがあってここまで来ることが出来た」
という感謝の念がずっとある限り、いつも原点に戻ることが出来るのです。
どんな苦難でもすり抜ける、または飛び越えることが出来るのです。
悩んだ時は、「何故それをしようと思ったのか」という言葉と共に、原点に戻ります。
さらに、よく聞かれる質問。
「やる気、すなわちモチベーションを上げるにはどうすればよいのでしょうか」
モチベーションの低い人を上げるのは大変ですが、モチベーションの高い人に
私たちの医院を選んで頂き、それを維持することなら私にも出来ます。
私たちの考えに合う人、思いに共感してくれる人に出会うことを重要視しています。
そのため、ホームページやフリーペーパー、小冊子などで私たちの思いを伝えます。
それらを通じ、賛同して頂ける人に集まって頂きたいと思っています。
あとは、それを下げさせないために、その人にいつも関心を持つ、注目する。
どうすればこの人はさらに伸びるのか、楽しく仕事が出来るのか、いつも考えること。
いつも感謝の気持ちを忘れず、出来たことを認め、
その人を主役にするため、スポットライトをあて続ける(感動を与え続ける)のみ。
やる気の持続と小さな感動体験の連続が、職場をハッピーワールドに変えるのでしょう。
例え人が変わろうとも、時代が変化しようとも変わることのない、
ハッピーワールド(ヨリタワールド)、これからも、作り続けていきます。
ふと、こんなことに気付きました。
① 高いつもりでも低いのは志、低いつもりでも高いのは姿勢
② 深いつもりでも浅いのは愛情、浅いつもりでも深いのは欲
③ 厚いつもでも薄いのは情、薄いつもりでも厚いのは目の前にある壁
④ 冷たいようで熱いのは視線、熱いようで冷たいのは支援
⑤ 有るようで無いのは夢、無いようで有るのは時間
⑥ いるようでいないのは友、いないようでいるのはもう一人の自分
⑦ 憶えているようで忘れているのは恩、忘れているようで憶えているのは縁
⑧ 強いつもりでも弱いのは信念、弱いつもりでも強いのは確執
⑨ 多いつもりでも少ないのは知恵、少ないつもりでも多いのは妬み
⑩ 早いつもりでも遅いのは行動、遅いつもりでも早いのは諦め
人生なかなか、上手くいかないもの。
どうせなら上手くいかないと悩むより、それが人生と楽しもう。
多くの気付きが、思いを形にします。
今回の学び 職場がハッピーワールドになれば、思いを形に出来ます。