Vol.75 2009ワクワク楽しい経営日記パート16 ~大感謝祭で思うこと~
2007年より、ザ・リッツ・カールトン大阪にて11月、大感謝祭を開催しています。
毎年この時期になると、大感謝祭の準備で実行委員会のメンバーは大忙し。
本当に、有難いことです。
何故、私が大感謝祭をしようと思ったのか、
またザ・リッツ・カールトン大阪で行おうと思ったのか、
その理由をお話をします
2006年4月1日。
私のバースデイに、ザ・リッツ・カールトン日本支社長 高野登さんより、
私にバースデイカードが送られてきました。
その中のメッセージ、
「当たり前だと思うことが、有難いことだと思えた時、人は幸せになれる」。
その言葉、当時の私の心に染み入りました。
ハッとしたのです。
ドクターであれば、患者様の苦痛や困りごとを解決すること。
衛生士であれば、お口のクリーニングをすること。
カウンセラーであれば、患者様の思いを引き出すこと。
感動クリエーターであれば、企画やポスターを作ること。
これらは仕事としては、やって当たり前。
しかし、予想を超えるレベルまで自分たちの仕事の領域を高めることは、
本当に困難なこと、有難いことです。
また、取引きを行っている業者さんについてはどうでしょうか。
材料屋さんなら、注文した材料を納入すること。
技工所さんなら、指示された日までに技工物を作成すること。
薬屋さんなら、必要な薬材を注文通り納めること。
機械メーカーさんなら、故障すればすぐに修理に来てくれること。
これらもプロとして、当たり前のこと。
しかし、私たちの急なお願いやわがままな注文にも、イヤな顔一つせず、
誠心誠意応えてくれることは、本当に有難いこと。
手紙を読んで、当たり前だと思っていたことが、
本当に有難いことだと思えるようになりました。
それをただ思うだけでなく、何とか形にしたい。
メンバーはもちろん、日頃お世話になっている全ての人に、感謝の意を現したい。
心から、お礼の言葉を述べたい。
そしてこれからも、末永くお付き合いをさせて頂きたい。
共に、夢を実現したい。
そんな場を、一年に一度だけでも持ちたい。
それが、大感謝祭を始めようと思ったきっかけです。
私たちの医院の規模からすれば、身の丈に合っていない、
背伸びしすぎかもしれません。
しかし、この場所でやりたかったのです。
いつも、その思いの全てを出し切りたいと思って開催しています。
いつも、多くのありがとうの言葉のあふれる、大感謝祭になればと思いこだわっています。
そして私の思いを忠実に形にしてくれる実行委員会に、感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の学び ありがとうの気持ちは、形にする。