○この本を読むことで得られた自分への気づき、学び

この本は私にとって、まさに「目から鱗」で、私の今の「もやもやした気持ち」に
光を照らしてくれるようでした。
普段、診療の際に、知識や経験が乏しい故に即答できず、患者様との信頼関係が
築きにくかったり、周りのスタッフにご迷惑をおかけしてしまう場面が、多々あります。

「できなかった」、「もうダメだ」と思うのではなく、次にしっかり生かせるよう
勉強し、前向きな気持ちを持つことが、とても大事であると考えさせられました。

また、筆者の「もっとお客様の期待に応えられる方法はないか、いま目の前にある
問題に対応するのではなく、その先に続くお客様の気持ちまで考えて、一緒に解決策を
探し、行動する姿勢が求められている」というワードは、医療従事者として患者様に
対する基本の姿勢であると、感じました。

今、自分の持っている技術はごくわずかですが、あきらめず、いまできる精一杯の
ことを行い、患者様が喜ぶ姿を想像し、コミュニケーションを大切にすることで
少しずつですが、「自分のお客様」を作ることができ、「やりがい」を感じれるように
なるのではないかと、考えれるようになりました。

歯科医療の世界はとても深く、何が正解か分からず悩んだり、焦ったりすることも
多いですが、毎日小さな目標を一つずつ確実に達成させていくことで、一ヶ月後
一年後、五年後、十年後、成長を実感出来るようになれればと思います。

現在、院長アシストにつかせていただいており、大変貴重な勉強の機会を頂いている
ので、一つ一つの症例を大事にして、少しでも早く自立できるよう勉強を続けて
いきたいです。

「ヨリタ歯科らしい歯科医師」を目指して、これからも頑張りますので、ご指導
ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。

○この本から学んだことで実践することを、1つ以上

・治療の前後に患者様となにげない会話を行い、信頼関係を築く
・患者様は本当に望んでいることを把握し、解決出来るよう策を練る
・毎日その日の復習をし、同じ失敗を繰り返さないよう、次のチャンスに生かせるようにする
・毎日目標を決めて、達成するように努力する
・現在、院長のアシストにつかせて頂いているので、しっかり学んで医院に貢献できるよう
確実に成長する
・MRCの勉強を積極的に行って自分強み（子供が好き）を生かせるようにする

○実践した結果・感想・反省点

出来る限り、日常会話を治療の前後で行いました。
治療前後で患者様のお話を伺うことによって、お互いのことを知ることができ、「次回も
是非先生にみていただきたいです」と、言われるようになりました。
患者様はなかなか”医師”という者に対して、本心を言えないものだと昔から感じていました。
自分が歯科医になって、健プロさんに本音を言って下さっているのに、自分には言って
もらえないと感じることが、稀にあります。
高圧的な態度を少し取ってしまっているのかな、と思うようなことがあります。
私は出来る限り、心の中を打ちあけやすい歯科医でありたいと思っているので、心配り、
気遣いを意識しなければいけないなと、感じています。
その日の復習をノートに書き出しています。
1つずつ知識・経験が増えて、嬉しく思っています。
１週間で達成すべきことをかかげて、毎日出来る限り練習を行っています。
どこまでできるか、楽しみでもあります。