カムカムニュース

[’14/3/20] カムカムニュースVol.23

カムカムニュースでは、カムカムクラブに通う
子供達やお母様
に、お伝えしたい情報を発信しています。

ということで、Vol.23が出来ました。

今回は、子どもたちの年齢に合わせた、
市販歯ブラシ
と、歯磨き剤の選び方です。
小児担当医 森山知子先生、歯科衛生士 藤田さん山下さんからです。

まずは、市販のブラシ選択考え方

歯ブラシは、
汚れをとる道具+歯磨きの自立

子どもの成長・発達段階ごとに応じた
歯磨きの目標
に合わせ、歯ブラシを
選択
していく事が大事です。
お子様に「自分でできる!」という
自信や心を育てていきましょう!!


歯磨き剤選択考え方

フッ素配合の歯磨き剤は、虫歯予防を期待できます。
それには、歯の萌出状況や年齢により
使用するフッ素が異なります。
フッ素濃度は高いほどむし歯予防効果が高いですが、
量と濃度歯の状況や年齢によって、
変えていくことで、安全かつ、効果的に利用できます。


そして、歯みがきの新常識

皆さん、歯みがきはどんなやり方でなさっていますか?
毎日のことで、ほぼ無意識に済ませている方も多いと思いますが、

「正しい歯みがきとは?」と聞かれたら、
「1日3回、食後3分以内、1回3分以上」
といった答えが出てくるのではないでしょうか?
ところがここ数年、歯みがきの正しいやり方として
指導しているのは、

①ハミガキ粉の使用量の目安は2cm (成人) 
②2分間みがく
③うがいはペットボトルのキャップ1杯程度(約10ml)の水で1回だけ
④歯みがき後、2時間飲食しない

というものです。 これは、
むし歯予防先進国であるスウェーデン
イエテボリ大学で提唱された歯みがき法です。

特徴は、ハミガキ粉に含まれるフッ素という成分の効果
最大限に活かす方法であることです。
「ハミガキ粉の量は少しでいい」と指導を受けた方も
いらっしゃると思いますが、
歯にしっかりと
フッ素を行渡らせるためには、
2cmほど使用しなければなりません。

うがいはごく少量の水で1回だけというのも、
最初は抵抗があるかも知れませんが、
こうすることで、
フッ素の成分がしっかり歯に残り
むし歯予防につながります。
この方法は、これから歯みがきの新常識として定着していくものです。
ぜひ、皆さんも実践して下さいね。


さらに、ご興味のあるあなたは、こちらをクリックして下さい。(拡大します)

これからも、カムカムニュースを通じ、
子供たちの歯を守る情報発信を、していきます。
過去のカムカムニュースは、コチラ

 <カムカムクラブは、子どもたちの笑顔でいっぱい 寄田幸司>

 

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