院長のここが聞きたい その中で特に患者さんに有効だったテーマは、どんなものでしたでしょうか?
数ある小冊子の中で、大きな反響を呼んだ2つの小冊子があります。
1つは、
「この夏あなたの思いが届く」。
これは、家族をテーマにした小冊子。
メンバー一人一人が自分の家族に対する思いを、思い出の写真を添えて綴ったもの。
一言で言えば、家族への愛のメッセージ集です。
待合室で何気なくこの小冊子を読み出した患者様の目から、涙が溢れる。
そんなシーンを、私たちは何度も経験しました。
あまりにプライベートな内容なので、公開出来ないのが残念です。
もう1つの小冊子は、
「理想の自分を求めて 自立編」。
これは過去のカッコ悪い私を、メンバーに公開したもの。
普段小冊子は完成後、メンバーに読んで頂きます。
しかし、この小冊子だけは、私の読みずらい校正前の手書き原稿を、一人ずつ手渡しで、
しかも一人だけで、コソッと読んで頂きました。
このメンバーになら、本当の自分自身を出してもいいのではないか、
という思いからです。
この小冊子のおかげで、メンバーとの心の絆がさらに深まりました。