こんにちは。歯科衛生士の仲川です。
先週の土曜日、患者様にセミナーに誘って頂いたので、入江Dr.と一緒に行って来ました。
丹羽成美様が主催されている“ツキヨセカフェ”です。

ツ…つながる
キ…奇跡の瞬間
ヨ…予期せぬ仲間と
セ…世界を広げる

今回のテーマは「真のおもてなしとは！」で、
清上綾子（さやがみ　あやこ）さんのお話を聞くことができました。

小泉内閣時代に政府専用機の客室乗務員として、
国賓、要人等の輸送や国際緊急援助活動など、
8年間60か国で各種任務に従事されておられた方です。

一番心に残ったのは「残心」という言葉でした。心を残す…。
例えば、人と別れる際もあいさつしてすぐその場を立ち去るのではなく、
もう一度振り向いて会釈する。
また相手が見えなくなるまで見送る。

握手をする時、しっかり目を見て、女性の方なら手を添え握手をする。
また、人だけでなくモノにも同じです。

例えば、ペンを置く際、何も考えず置くのと、
大切な人との別れと思って手から放して置くのでは全然違うこと。
自分でもおこなってみると、心のあるなしの行動で、
品性も問われることがわかりました。

人、モノ、何に対しても心をしっかり持って向き合うと、
もっと感心を持つことが出来、愛がある行動になり、
そして気品が身に付いてくるのかなと思います。

育った環境も少しは関係あるかもしれませんが、
今からでも意識して行動すると、気品ある人に努力をすれば誰もがなれると思います。

お話の中にもあったのですが、これまで経験した中の、
辛かった事、悲しかった事は今までの、人生に無駄はなく、
どこかのタイミングでそれが必要とする時があると。
気持ちの持ちよう、考え方次第で日々の過ごし方が変わってくると思います。

人との出逢い、一日一日の過ごし方を大切にしないといけないですね。
清上さん自身も波瀾万丈の人生を送っていらっしゃったのですが、
強さもあり、可愛らしい部分もあり、そんな事を感じさせないオーラで、
気品漂っていて素敵な方でした。

でもその裏ではたくさんの努力があり、
色んな経験をしてこられたから、今がある事もわかります。

私もこんな女性に歳を重ねてなっていきたいと思いました。
日々の行動を見直し、何に対しても一つ一つ心ある行動をしていきたいと思います。

とても話が面白く、人間力が磨かれるセミナーでした。
ご興味のある方は、是非一度足を運んでみて下さい。