[3/12] ボランティア活動
皆さん、こんにちは。
歯科衛生士の垣内です。
私は、2月11~15日の5日間、沢田宗久先生が代表をされている
NPO法人 Japan Dental Mission(以下JDM)の海外歯科ボランティア活動で、
去年の11月に引き続き同じ場所、同じJDMで、フィリピン共和国のカオハガン島に行って参りました。
でも、以前お話させて頂いた「カムカムクメール」のカンボジアでの活動も参加させて頂くこと=
また長いお休みを頂く。
そんな身勝手な事が許されるのであろうか?と…
でも、参加させて頂きたいので意を決してお話しさせて頂くと、
了承して頂き私は、本当に恵まれすぎている環境で働かせて頂ける事に
感謝の想いでいっぱいになりました。
今回の活動で私は、小学1年生~6年生までの子供さんたちへ、
歯の大切さ、食べたら必ず歯を磨くことの大切さを伝えさせて頂きました。
悩んだ結果、カンボジアで「マジック ブック」を作成する原理と同じで、
カオハガンも「マジック ブック」を作成しました。
絵本に向かって「食べたら、歯を磨く!!」言ってもらうと、不思議な事に真っ白だった物が
絵本に早変わりをするという物を作成しました。
今回、歯科技工士さんが参加されており「入れ歯を作って欲しい。」という方が沢山いました。
歯を抜いた原因は様々ですが、虫歯も歯周病も防げる事をもっと、
皆さんに知って頂きたいと感じました。
また、今回の活動でも、感動体験をさせて頂きました。
それは、船でカオハガン島に到着し
次の日からすぐ診療が出来るように準備をしに、
歩いていつもの教会に辿りついた所へ「MACHIKO!!」と言う声が、私の耳に飛び込んできました。
私は、辺りを見渡すとそこには2008年11月私が、初めて参加させて頂いた時、
運動会の準備をお手伝いしてくれたウエンディーやジョセリン、ジャスミン達が
手を振って名前を呼んでくれていました。
顔は覚えていてくれても名前まで…
今、こうして思いだしているだけで涙が出るくらい嬉しい出来事でした。そして、最終日子供さん達からお手紙を頂きました。
その内容は、「私の友達まちこ。まちこが日本に帰ってしまう事はとても悲しく辛い事です。
でも、またカオハガン島に戻って来てくれる事を信じています。」という内容でした。
私は、続ける事の大切さそして待ってくれている友達がいるという喜び、沢山の事を学びました。
カオハガン島は、日本で当たり前にしている事は当たり前ではありません。
電気は自家発電とても貴重で、11時になると一斉消灯です。
ドライヤー使いません。
お部屋を明るくしてくれる物は、オイルの入ったランプ1個です。
私たちの汗を洗い流してくれる水もとても貴重で、シャワーの水も勢いがありません。
でも、カオハガン島は豊かだと感じました。
このような、豊かさを感じ宝物を頂けるのはヨリタ院長、ヨリタのメンバー、
そして、活動をご一緒させて頂いたメンバー、今まで真剣に活動をされてきたJDMの皆さまや、
シンデレラを翻訳して下さった佳代子先生、沢山の方たちの支えや、軌跡があったからこそ、
今の私が存在している事に深く深く感謝申し上げます。
私の出来事を最後まで読んで下さったあなたにも、ありがとうございました!!
<歯科衛生士 垣内 万智子>