[5/23] スピーチ訓練研修を終えて
5月21日(水)、上本町ヒルズ歯科クリニックでスピーチ訓練の研修が行われました。
講師に日本経営の橋爪さん、含め3名の方をお迎えして、
よりよい話し方について、ワーク形式で3時間ほどの研修を行いました。
初めは自己紹介シートに沿って、各自参加者の前で
1~2分自己紹介をしていくという形式でした。
これは非常にスムーズにできたような気がします。
その理由は、
①事前にシートに記入してあるので、よどみなく話すことが出来る。
②自分のことを話すだけでよいので、楽に話すことができる。
③時間が1~2分と短く、時間の感覚がわかりやすい。
などの理由からです。
しかしその次の3分間スピーチとなれば話は別です。
先程の自己紹介シートから1つ話すネタをピックアップし、
より掘り下げて3分間話すというものです。
これは先程より時間が延び、しかも内容もより深いものでなければならず、
みんなに理解してもらおうと、必死に3分間スピーチを行いました。
全員のスピーチを聞いて感じたことは、参加者8名それぞれに個性があって、
ユーモアを交えながら話す人、実体験をもとに自分を振り返る人、
夢を熱く語る人など様々でした。
理事長や大林先生は本当に話すのが上手で、
聞いている方も思わず聞き入ってしまうような話し方で、
安心して聞くことができました。
それは天性のものなのか、それとも単純に慣れの問題なのかと質問したところ、
それは努力以外の何物でもないという答えが返ってきました。
すなわち、こう話せば聞く人は意識をこちら側に向けてくれるだとか、
この順序で、こういうときはこういう声のトーンでとか、
そういうものは訓練によってのみ磨かれるということでした。
普段患者様とお話する際でも、話し方というのはあまり意識したことがなかったので、
さっそく訓練と思い今後は、そういった点を意識してお話していく必要があると感じました。
3時間という短い間だったのですが、非常にためになる勉強会でしたし、
診療の中だけではなく普段の生活にも充分活かしていけると思います。
こういった機会を設けてくださったことに本当に感謝しています。
第二弾を楽しみにしています。
<歯科医師 森山 勝行>