[4/15] ドライマウス講習会に参加しました
4月15日、日曜日に東京で開催されたドライマウス講習会に大林先生と参加しました。
ドライマウスとは口腔乾燥症のことで持続性の口腔乾燥の事を言います。
近年注目されている現代病の1つとされています。
唾液は、体の最初のバリアーとも言える程の抗菌作用を持っています。また、食べ物を食べる、
味わう、会話するなど、生活の上でとても大切です。
そのような唾液が減ってしまうと感染しやすくなったりむし歯、歯周病にもなりやすくなります。
舌が痛くなったり、胃炎、ニガイ味、ネバネバ感、そして強い口腔乾燥感などが生じます。
原因として軟らかい食事、薬の副作用、更年期障害、人工透析、糖尿病、放射線照射、ストレスなどが
あげられており、現代病と言われています。
日本で1千万人以上の方が口腔乾燥症ですが、それを自覚している人わずかだそうです。
つまり、発症しやすく口だけでなく全身に問題を起こす症状なのに
あまり気付かれていないものなのです。
セミナーでは、その症状、診断方法、ケアの方法について学ぶことができました。
業者の方も来ておられて、たくさんのサンプル(人工唾液やうがい等)
を頂きました。
今後、私たちの医院でどのように取り組んでいくか考え、
また報告していきたいと思います。
<歯科医師 上杉 春紗>