1ドル紙幣と歯科治療
皆様はアメリカの1ドル紙幣に、描かれている人の名前を御存じでしょうか??
ジョージワシントン。桜の木の逸話で有名な、アメリカの初代大統領です。
しかしこの絵の「口もと」、よく見てみると少し不自然ではないでしょうか?
少し、「食いしばっている」ようにも見えます。
例えば、入れ歯が飛び出ないように必死に押さえこんでいる様な・・
実はこれ、嘘のような本当の話なのです。
ショージワシントンは、とても歯が悪く、20代から入れ歯を使い始め、大統領になった時には、歯が1本しか残っていなかったそうです。
そして、当時の総入れ歯は大変性能が悪く、バネで歯茎に押さえつけていたため、油断するとバネの力で口から飛び出てしまう。
そのため、しっかり口元を閉めておかなければならなかった。
つまり1ドル紙幣にあるワシントンの口元は、入れ歯を噛んで緊張した口元なのです。
おそらく当時は、 僕たちが、子供の頃に漫画やアニメで見たような風景が、実際の起こっていたのでしょう。
もちろん、今ではそんな事はありませんので安心してください。
では、今の総入れ歯は、どのように固定されているのでしょう?
この続きは、次回書かせて頂きます。
?山口真史